JC・JK流行語、2021年の大賞は「気まZ」

2021.11.30 07:15

『JC・JK流行語大賞2021』コトバ部門 ©株式会社AMF

(写真4枚)

毎年話題となる『JC・JK流行語大賞2021』が11月29日、「ABEMA SPECIAL」の生配信で発表。コトバ部門では「気まZ」が1位を獲得した。

元・女子高生社長で知られる椎木里佳を中心に、女子中高生向けのマーケティング支援などを手がける「AMF」(本社:東京都港区)とマーケティング集団「JCJK調査隊」のメンバーが、インスタグラム上の数百万件以上の現役女子中高生の投稿をもとにその年の流行を調査&選考する同大賞。

1位に選ばれたのは、3人組YouTuber・ウチら3姉妹のメンバーで、メイク方法を紹介した動画が人気の「とうあ」による「気まZ(きまぜっと)」。パソコンで「気まずい」を変換する過程で「きまZ」と打つ際に、語感が面白いととうあがYouTubeで発信したところ、視聴者である多くの女子中高生に広まったという。

流行語1位を獲得したYouTuberのとうあ

主に気まずさを感じたときに口頭でも使用するが、顔の前で両手を平行にして「Z」の形にする気まZポーズも写真撮影をする際の定番ポーズとなっている(使用例:元彼と同じクラスになった〜。さすがにきまZ)。とうあは同賞のヒト部門でも5位にランクインしており、女子中高生から高い支持を得ているようだ。

2位は「Let it be」。小室圭さんが婚約発表の際に「好きな言葉はLet it beです」と発言したのがきっかけで、今年の眞子さんとの結婚の際にその発言が再注目。TikTokでは「Let it be」以外にも小室さんの婚約発表の際の発言を使用した音源などが作られ、多くのカップルが動画と組み合わせてロマンティックなvlog(ビデオブログ)をアップしているという。

3位にランクインしたのは、YouTuber・パパラピーズの口癖だという「〜もろて」。「〜してもらって」の派生にあたる言葉だが、普通に「〜してもらって」と言うより柔らかく聞こえることから、友だちにツッコミをする際に使用する女子中高生が多いそう(使用例:ねーねーねー、ダル絡みやめてもろて〜〜)。

そのほか、4位はシュシュやルーズソックスなど平成の流行を、あえて文化祭やハロウィンなどで楽しむ「平成ギャル」がランクイン。2003〜2009年に生まれた現役女子中高生はギャルを知らない世代のため、古臭さより「普通にかわいく見える」という女子中高生の声が多く上がった。そしてTikTokで700万回以上再生された「えっ?? あーしの夢っすかぁ〜~? 超チルなラッパー!」という動画から生まれた、「超チルなラッパー」が5位を獲得した。

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