藤山直美、共演の前川清に「悲しいかな歌が上手い」

2021.12.4 08:45

前川清(左)と藤山直美(右)

(写真6枚)

前川清と藤山直美による『新春特別企画』が、「新歌舞伎座」(大阪市天王寺区)にて2022年1月4日〜31日に上演される。3日、大阪「法善寺」前(大阪市中央区)にて公演成功祈願がおこなわれた。

藤山演じる小料理屋の女将・お辰と、前川演じる徳三の間に芽生えた恋心笑い涙ありで描く『恋の法善寺横丁』と、名曲尽くしの『前川清オンステージ』の2本立てで上演される同公演。2020年3月に上演予定だったが、当時は蔓延するコロナ禍の影響で公演中止を余儀なくされたため、悲願の上演となる。

当時は舞台稽古の真っ最中で、楽屋作りも始まっていた最中の出来事。「あのときは『良い作品になりましたね』って言うてたとこやったんです。でもまたこうやってご縁をいただき、うれしく思っています。20年ぶりにお正月に舞台に立たせてもらいます」と藤山は話す。

また前川は「今回再びこうして、直美さんと同じ演目に出させてもらうことができました。歌のステージがなかなかできない状況だったので、大阪で公演できることが喜びです」とコメント。

これまでも、度々共演している2人。改めてお互いの存在について聞かれると、藤山は「(前川が)墓石みたいに動かへんとか靴減らへんやろとかいろいろ言うてますけど、悲しいかな歌が上手い。でもガツガツしてなくて、生きてはる姿勢がハト胸じゃないですもんね」と冗談を交えながらも絶賛し、前川も「出会ったときは藤山さんが50歳のときでした。あのときからずっとお世話になっていて、ありがたい気持ちです」と笑顔で話した。

『新春特別企画』は、大阪「新歌舞伎座」にて1月4日〜31日まで、チケットは現在発売中。

新歌舞伎座『新春特別企画』

住所:大阪府大阪市天王寺区上本町6丁目5−16 YUFURA6階(新歌舞伎座)
期間:1月4日〜1月31日
料金:階席 1万3000円 2階席 7000円 3階席 4000円 特別席 1万5000円

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