オーディション番組の先駆けJO1「後輩にかっこいい背中を」

2021.12.18 16:15

左からJO1の佐藤景瑚、白岩瑠姫

(写真4枚)

12月11日に結成2周年を迎えた、グローバルボーイズグループ・JO1(ジェイオーワン)。コロナ禍のデビューで活動が制限されるなか、公式YouTubeでは日々の成長過程を見せる企画など、ファンに向けた発信を続けてきた。そして今年11月には、初の有観客ライブ『2021 JO1 LIVE “OPEN THE DOOR”』を3日間・全5公演にわたり開催し、計4万5000人を動員した。

間髪いれず、12月15日には5枚目のシングル『WANDERING』をリリース。世界最大級のK-POP音楽授賞式『2021 MAMA(Mnet ASIAN MUSIC AWARDS)』にて、飛び抜けたパフォーマンスを見せたアーティストに贈られる『Best Asian Artist-Japan』を受賞するなど、目まぐるしい成長と活躍を見せるメンバーの白岩瑠姫と佐藤景瑚に、デビュー2年越しのライブへの思いや今回の楽曲について話を訊いた。

取材・文/Lmaga.jp編集部 写真/木村華子

「JAMを待たせた分、もっとかっこいい姿を」(白岩)

──デビュー2年目にしてやっと有観客ライブの開催。終演から少し時間が経ちましたが、改めていかがでしたか?

佐藤:やっぱり初めてのライブだったので、準備をするのにすごく期間をかけてきたんですけど、そこでメンバーの取り組む姿勢とかが変わってきて、絆も深くなったというか。でも、本音を言うとめちゃくちゃ辛くて・・・。でも、振りかえったら本当に頑張ってよかったなって思えますね。JAM(JO1のファンネーム)がよろこんでいるのが伝わってきたし、もっとこういった機会を増やしたいなって思いました。

白岩:これまでの2年間にやってきたことを、まずは届けられたのかなっていう安心感がありました。今までが間違いじゃなかったっていうことが証明できたし、自分の目で改めて「JAMがこんなにもいてくれたんだ」って思う瞬間でしたね。

──ファンの方も、忘れられない時間だったと思います。ライブを通じて、お2人が特に挑戦したと思う点はどこでしょうか?

佐藤:最終日の(豆原一成、川尻蓮、白岩との)ダンスユニットでのパフォーマンスですね。

白岩:僕もそうですね。もともとYouTubeで公開していた『ATELIER』っていう1分半くらいのダンスをやることになったんですけど、それだけじゃ物足りないし、JAMを待たせた分もっとかっこいい姿を見せたいなっていう思いもあったから、約2倍に伸ばしたんですよ。

4人での歌なしのダンスで、今まで見せた11人での構成とは違うものを見せないといけない。威力っていうのは人数が多ければ多いほど出せると思うんですけど、11人のときと同じくらいのインパクトがないとやる意味ないなって思ってたんで。あんなに激しいダンスは、今まで意外となかったんです。

「ライブが終わって「2年経っても5年経っても10年経っても、お前らのパフォーマンスが1番だよ」って言ってくれた人がいたんです。めちゃくちゃ自信がもらえた言葉でしたし、メンバーも泣いていました。不安を埋めてくれた大切な言葉でしたね」と振りかえった白岩

佐藤:本当にめっちゃキツかったです。ダンスが本当にぶっ通しで、ライブになるといつもより更に力が入って感情が高ぶるので・・・持久走みたいな感じでしたね。

白岩:ダンスユニットの前後が、結構踊る曲だったんです。しかも早着替えもあったので、それも成功させないといけない。僕と豆原に関してはステージ間の移動もあって・・・裏は結構ドタバタでしたね。最終日の4・5公演目だったし、正直始まるまで4人で「どうなるんだろう?」って言ってたし、内心ドキドキでした。

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