オーディション番組の先駆けJO1「後輩にかっこいい背中を」

2021.12.18 16:15

左からJO1の佐藤景瑚、白岩瑠姫

(写真4枚)

「乗り越えられたのは、仲間の支えがあったから」(佐藤)

──ライブ中、メンバー全員がそれぞれの思いを話されていたとき、佐藤さんが涙ぐみながらスタッフさんへの感謝を伝えられていたのが印象的でした。

佐藤:今回は僕たちに負けないくらい、スタッフさんの力が入ってて。「絶対いいライブにするぞ」って、全員メンバーみたいな感じでしたね。イヤモニ(コンサートで使用する小型イヤホン)で、声をかけてくれたりするんですよ。掛け声とかもすごくしてくれるし、本当に仲間の支えがあってやってこれました。

──白岩さんはどんな思いでコメントされていたんですか?

白岩:ライブなんで、素直な気持ちを大事にしたいなと思って。本当にその場で感じたことを伝えていましたね。僕、結構冷めているというか熱してないように見られがちなんですけど、めっちゃ考えてますし、思ってることはいっぱいあります。もっと表に感情を出せるようにできればなあとは思うんですけど・・・。でもメンバーが11人いるので、いろんなキャラクターがあってもいいですよね。ただ、「思ったことを素直に伝える」ということは日常から意識しているところで、熱量はめちゃくちゃあります!

──個性豊かなメンバーが、JO1の魅力だと思います。初めてのライブを終えて、改めて感じたことはありましたか?

白岩:そうですね・・・。もちろん出せる力はすべて出し切ったんですけど、まずは「次はもっと成長した姿でまた会いたい」ということ。常に魅力とかスキルとかを更新していく人、グループでありたいって思いましたね。

「この2年間はコロナもあって、僕らの成長する時間だったんじゃないかなって。3年目では、インパクトのあるものをどんどん披露していきたい。本当に成長させていただいたので、勝負に出ていきたいし、何でもこいって感じです」と意気込んだ佐藤

「僕らは11人で1つ。その思いを楽曲に」(白岩)

──15日にリリースした『WANDERING』についてですが、白岩さんは初のセンターですね。抜擢されたときのお気持ちは?

白岩:全然構えてなかったので、最初はびっくりしました。センターって、メンバーで集まったジャケット写真撮影当日に言われるんですよ。(CDジャケット写真を見て)だからこれ、まだ不安そうな顔してますね(笑)。どういう世界観になるんだろう? っていう楽しみな気持ちの反面、責任感も感じました。曲を聴いたときにどう感じてもらうかは、少なからずセンターの責任もあると思うんです。なので、改めて気を引き締めるキッカケになりましたね。

──佐藤さんには、「センター白岩瑠姫」はどう見えていますか?

佐藤:すごく冬が似合う男ですよね。リード曲の『僕らの季節』がぴったり合ってるなって。

白岩:うれしいですね(笑)。

『僕らの季節』MV

──ファンの方からも、そういった声が多いですよね。今回の収録曲7曲のなかで、特にお気に入りの曲やフレーズはありますか?

佐藤:僕は『OASIS』です。メンバーのなかでも人気の曲なんですよ。すごくエモくなれるというか、良い曲で。

白岩:僕はJO1初のウィンターラブソング『僕らの季節』。センターを任せていただいたのもありますし、いろんな思いがあって。曲中に「君がいないとできないよ何も」っていうパートがあるんですけど、「君」ってすごく抽象的じゃないですか。僕はレコーディングのときに、今まで会えなかったけど支えてくれたJAM、僕らは11人で1つなので(金城)碧海が今いないことに対しての思いも乗せました(※金城は一時的に活動を休止している)。聞く人によって「君」っていうのが変わるところがいいなって思うし、ここのフレーズを任せていただいたのもうれしかったですね。

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