朝ドラの元ヒロインを迎えて舞台、演出家4人参加の5人芝居

2021.12.19 13:15

土田英生が作・演出を務める舞台『徒花に水やり』イメージビジュアル 写真/江森康之

(写真5枚)

連続テレビ小説『あぐり』(NHK・1997年)でヒロインを務めた女優・田中美里が出演する舞台『徒花(あだばな)に水やり』の関西公演が、12月22日・23日に「アイホール」(兵庫県伊丹市)で上演される。

ドラマ『崖っぷちホテル!』(2018年・日本テレビ系)などドラマの脚本家としても活躍する京都の劇団「MONO」主宰・土田英生と、東京の劇団「猫のホテル」主宰・千葉雅子のユニットによる今回の舞台。

「同じ時期に東西で小劇場を続けてきた、同士のような思いから2人でユニットを立ち上げた」(土田)と、2013年に2人芝居『姐さん女房の裏切り』を上演し、それ以来の公演となる。

本作は、廃業した暴力団の組長が残した子どもたち、そんな社会からはみ出した者の悲哀を5人の濃密な会話劇として描く。

出演するのは土田と千葉、そして演出家で俳優の岩松了、劇団KAKUTA主宰の桑原裕子といった演出家で俳優もこなす4人に田中が加わり、滑稽なやり取りで舞台が作り上げられる。

「夢のような3人も参加してくれ、よりグレードの高い濃密な会話劇を上演するつもり。こんなに楽しいことはない」と土田。チケットは一般4500円ほか(当日4800円)発売中。

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