大阪・関西万博に先立ち新部局、スピード感もって魅力を発信

2021.12.25 07:15

定例会のフリップより「万博推進局の発令・発足について」(12月23日・大阪市役所)

(写真2枚)

2025年の『大阪・関西万博』に先立ち、2022年1月1日に府市共同の部局「万博推進局」が設置されることが、12月23日の大阪市定例会見で発表された。

今回の部局設置は、万博開催まで約3年となるなか、国や経済界、「2025年日本国際博覧会協会」らとの協議や調整、開催準備を一元的にスピード感をもって進めていくことが狙い。

新部局の発足について松井一郎市長は、「組織規模は60人体制。国内外に大阪の魅力を発信する取り組みをおこなっていただきたい」と期待を込めた。

一方、アラブ首長国連邦で開幕中の『ドバイ万博』で日本をアピールする日「ジャパンデー」(12月11日)へは不参加。世界的に流行するオミクロン株の影響で見送られることになった。

松井市長は、「府市で大阪の魅力をPRできる絶好の機会だったため、大変残念」と厳しい表情。それでも、「万博推進局は、万博を成功に導くという目標達成に向かって総力を」と語った。

2022年1月4日には、同局の拠点となる「アジア太平洋トレードセンター」(大阪市住之江区)で発足式が開催される。

取材・文・写真/岡田由佳子

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