劇団☆新感線、新作は個性派揃いで「ギトギトに油ぎってる」

2022.1.15 08:45

左から演出・いのうえひでのり、福士蒼汰、宮野真守(14日・大阪市内)

(写真7枚)

演出家・いのうえひでのり率いる「劇団☆新感線」の最新作『神州無頼街(しんしゅうぶらいがい)』の取材会が1月14日におこなわれ、主演の福士蒼汰、共演の宮野真守らが出席。同作はコロナ禍での延期を乗り越え、約2年越しの上演となる。

1980年に関西で誕生した「劇団☆新感線」は、2022年で結成42周年を迎える劇団。そんな同劇団が今回挑むのは『神州無頼街』という演目で、ストーリーは「幕末」をテーマに、歌あり踊りあり立ち回りありのコメディタッチに描いた作品となっている。

2021年9月開幕の、正統派時代劇『狐晴明九尾狩(きつねせいめいきゅうびかり)』とは打って変わり、お祭り騒ぎのような賑やかな雰囲気に。演出のいのうえは「今回はギトギトに油ぎってます。相当に強烈です(笑)。音楽もガンガン入るので、お祭り好きな関西人に思い切り楽しんでもらえると思う」と意気込んだ。

また今回は、福士や宮野に加え、松雪康子や高嶋政宏など豪華かつ個性派キャストが勢ぞろいしており、「周りが強ければ強いほど、変であればあるほど、2人(福士と宮野)が際立つと思う」と語ったいのうえ。

さらに、「同作は情報量が多すぎるので、全部拾わなくていいです(笑)。見てて楽しいと思ってくだされば! 一回じゃ(内容が)入らないと思うので、気になったら2〜3回観てください」と期待を込めた。大阪公演は「オリックス劇場」(大阪市西区)にて、チケットはS席1万5800円ほか。1月30日より発売開始。

いのうえ歌舞伎『神州無頼街』

会場:大阪府大阪市西区新町1-14-15(オリックス劇場)
期間:3月17日(木)〜29日(火)
料金:S席1万5800円、A席7800円、ヤングチケット2200円

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