現役会社員バンド・(夜と)SAMPO「葛藤を赤裸々に」

2022.2.4 13:30

左から坂口有望、(夜と)SAMPOの寺岡純二、吉野エクスプロージョン、DJの遠藤淳(2日・FM大阪)

(写真3枚)

5人組の現役会社員バンド・(夜と)SAMPOより、ギターの吉野エクスプロージョンとドラムの寺岡純二が2日、FM大阪の番組『Music Bit』(月〜木曜・16時)に出演。同日リリースされたミニアルバムなど、DJの遠藤淳や坂口有望とトークを繰り広げた。

ハンブレッダーズ、加速するラブズ、フィッシュライフ・・・と関西で話題を集めていたバンドの元メンバーを中心に、「また歌いたい」と2019年に結成された同バンド。メンバー全員が会社員ながら 「社会人バンドの星になる」という意志のもと、世のなかの「人生の選択に悩める人」を少しでも勇気づけられるように、と活動している。

出演したこの日に2枚目のミニアルバム『はだかの世界』をリリースした彼ら。今作が初の全国流通盤とあって、「うれしいですね、やっぱり。届いてるんやなって感じる」と喜ぶ場面も(2人とも有給を取ったそう)。

アルバムのタイトル通り、今作は全体的に赤裸々な思いが綴られているという。2曲目に収録されている楽曲『嫉妬』について、吉野は「社会人をやりながら活動するという葛藤を赤裸々に語ったうえで、そこから解放される姿やドロドロした部分を出したかった」と、楽曲への思いを話した。

同番組のDJでシンガーソングライターの坂口有望は、7曲目の『MAKE IT EASY!』がお気に入りだそう。吉野はこの曲について、「まぁとりあえずええか! ビール飲んで寝よう!」という思いを込めたと明かし、アルバム全体を寺岡は「今の僕たちを伝えられる作品」とアピールした。

そんなアルバムを引っさげたツアー『HADAKA NO SEKAI TOUR』の開催が決定している同バンド。関西では3月19日に「心斎橋ANIMA」(大阪市中央区)でおこなわれる(大阪公演のみワンマン)。2人は「世界観をさらに味わっていただけるよう準備していますので、マジ来てください!」と呼びかけた。

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