J1・G大阪ホームゲームに「堂安シート」設置、小学生ら招待

2022.2.9 09:30

地元の小学生らを招待する「堂安シート」を提供した堂安律選手(PSVアイントホーフェン所属)

(写真1枚)

大阪・北摂エリアをホームタウンとするJリーグ・ガンバ大阪は、オランダ・PSVアイントホーフェン所属の堂安律(どうあん・りつ)選手提案による「堂安シート」の導入を発表。20試合にわたり、関西在住の小学生らを招待する。

堂安選手は兵庫・尼崎市出身で、中学時代からガンバ大阪Jr.ユースに所属。史上初となるUー15年代全国3冠を達成し、高校2年にはトップチームに帯同。16歳11カ月18日で史上最年少のリーグ戦デビューを飾り、2017年以降はヨーロッパに主戦場を移している。

この「堂安シート」は、ホームゲーム20試合に、それぞれ関西在住の小学生以下10人(付き添い含め12人)を招待。サッカーを通していろんな体験をして欲しいという堂安選手の思いと、クラブと堂安選手との繋がりを続けていきたいガンバ社長の思惑が一致。今回の企画が実現した。

堂安選手は「この取り組みをおこなう理由はさまざまありますが、まず1番はガンバ大阪への感謝です。僕自身がガンバ大阪から育っていったこと、その印象がヨーロッパでのシーズンを重ねることで薄れてしまうことが嫌で、それを多くの人に知って欲しいと(中略)考えました」とコメント。

同時に「僕が育った関西の子どもたちにプロサッカー選手をより近くで感じて欲しい、リアルなものに触れてほしいと思い、これが子どもたちにとって素晴らしい機会やキッカケになればと(中略)ご用意させてもらいました」とも。

「堂安シート」の対象試合は、J1リーグ17試合、ルヴァンカップ3試合の計20試合。2月5日より募集はスタートしているが、9月以降の試合については日程が発表次第、公式サイトにて応募可能となる(応募締切は各試合の10日前、観戦座席はメインスタンドA10ブロック)。

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