個性の塊・藤井フミヤ「誰の真似もしなかったから生まれた」
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歌のスタイルは、「誰の真似もしなかった」と明かした藤井フミヤ
「あのときの自分たちのオリジナルはまだ甘かった」
──チェッカーズのデビュー当時の熱狂は覚えておられますか?
覚えてる場面と、すっかり欠け落ちてる場面と両方。そんなことあったっけ? ってこともある。
──以前、Lmaga.jpではメンバーの(藤井)尚之さんと(大土井)裕二さんにも話を伺ってるんですが、お2人とも同じようなことをおっしゃってました。
あと(武内)享がそろえばアブラーズじゃん。アブラーズとは時折絡むんだけど、不思議なことにみんな太ってもいないし、みんな運のいいことにハゲてもいないんでね。
なんかやっぱ、アイドル経験者だからかわからないけど、そんなに老けてないっていうか、そんな衰えてないのが不思議。昔アイドルだった、っていうのがみんな心のどこかにあるのかなって思っちゃう。だから、不思議とただあのままのメンバーがちょっと年取ってるだけっていう感じになる。
※アブラーズ:元チェッカーズのメンバー(武内享、藤井尚之、大土井裕二、徳永善也)で結成し、現在も不定期で活動

──ホント、変わられないですよね。でも先ほどの話で記憶が抜けてることもあるっていうのは、チェッカーズ時代って忙しすぎたんですよね。
忙しかったね。早く起きて夜中までいろんなことをやって、寝るみたいな。携帯電話もない時代だから、それなりに大変だったと思うんだよね。
──連絡の取り合いができなかったですもんね。
そうそう、電話ボックスだよ! だからいろんなものが倍どころか、今からすると3〜4倍、時間がかかってたと思うんだよね。
──そんなコミュニケーションが取りにくい当時は、曲作りってどうされてたんですか?
もちろん、アマチュアで田舎にいたときも自分たちのオリジナルは作ってたんだけど、どちらかっていうとドゥワップとかアメリカン・ロックで。だからデビューはオリジナルと思ってたら曲を与えられて・・・。
でも、あのときは自分たちのオリジナルはまだまだ甘いというか、今から思うとそんなんじゃ売れなかっただろうと思う・・・。だから、やっぱり書いてもらったことによって売れたね。
──当時は葛藤があったんですか?
最初に渡された曲がえらく歌謡曲っぽい、マイナーエイトビート。『ギザギザハート(の子守唄)』だからね。「なんだこりゃ!」みたいな(笑)。あの魅力には、まだ二十いくつの若造にはわからないから抵抗もあったけど、ミーティングでこれを歌った方がいいんじゃないかってなって。
作曲家の芹澤さんは当時のプロデューサーに『80年代の50sを作ってくれ』って言われたらしいよ。『星屑のステージ』はポールアンカの『You Are My Destiny(君はわが運命)』ぽいもんね。でもこれが不思議なことに、バーっと売れて、女の子たちがバーってくると、そんなことはなんとも思わなくなっちゃうんだよね(笑)。全然これでOKってなっちゃう、バンドメンバーみんなそうなってた。

──ソロになって最初の曲は『TRUE LOVE』。これはご自身で作詞・作曲されましたね。
だって、自分でやらなきゃいけないんだって思って。ホント運がいいっていうかね、今でも代表曲になってて。
──あれはギターで作られたんですか?
ギター1本で、当時知ってるコードだけで作ったから、えらい簡単なのよ。ギターの初心者本とかに載ってるもん。あまりにもコードが簡単で。あれが「一番最初にコピーした曲です」ってギタリストとか、結構多いもん。
──でもそれがキャッチーで、今でも愛される要因なのかと思います。
そうだね。単純なコードの名曲ってやっぱり。ビートルズも初期は単純だもんね。
『藤井フミヤ コンサートツアー 2021-2022 十音楽団』
日程:2021年11月〜2022年5月
和歌山公演:2022年3月12日(土)@和歌山県民文化会館大ホール
奈良公演:2022年3月13日(日)@なら100年会館大ホール
兵庫公演:2022年4月3日(日)@姫路市文化コンベンションセンター アクリエひめじ大ホール
大阪公演:2022年5月2日(月)・3日(祝・火)@オリックス劇場
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