「こども本の森 神戸」オープン目前、入場予約まもなく開始

2022.2.13 17:15

左から「こども本の森神戸」を設計・寄付した建築家の安藤忠雄氏、竹下景子名誉館長、久元喜造神戸市長(2月10日・神戸市内)

(写真5枚)

図書館「こども本の森 神戸」(神戸市中央区)のオープン(3月25日)に先がけて名誉館長の委嘱式が、2月10日に実施。名誉館長となった女優・竹下景子や建築家・安藤忠雄氏、久元喜造神戸市長が出席した。

同館は2019年、安藤氏から「子どものための図書館を寄付したい」と申し出があったことから三宮の「東遊園地」内に建設され、同園敷地内であれば本を自由に持ち出して読むことができるのが特徴。

設計した安藤氏は、子どもたちに「スマートフォンの時代だが、その時間を半分にして、本を読んで神戸から世界に羽ばたいてほしい」とメッセージを送り、竹下も「子どもたちがここでふるさとのことを学び、心に刻んで育ってくれたら」と話した。

久元市長は、「感染拡大のなかでのオープンとなるが、感染に気をつけて外の空気を感じながら読書に親しみ、多くの子どもたちが成長の糧にしてくれれば」と、改めて施設のオープンを喜んだ。

なお同館の利用には当面、混雑緩和や感染拡大防止の観点から、インターネットでの予約制を導入。3月25日~4月15日までの利用は2月16日から申し込みが始まり、以降、半月ごとに予約期間を設ける。

取材・文・写真/合楽仁美

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