朝ドラ出演の新川優愛、京都ことばに苦戦「難しいけど面白い」

2022.2.15 08:45

ひなた(川栄李奈)の同級生・小夜子を演じる新川優愛 (C)NHK

(写真2枚)

連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(NHK朝ドラ)で、ヒロイン・ひなたの同級生・藤井小夜子役を演じる新川優愛(しんかわ・ゆあ)が、朝ドラ出演への思いや自身の役柄について語った。

今作が朝ドラ初出演となる新川は、「びっくりしたというのが素直な気持ちでした。いろんな世代の方が毎期楽しみにしている作品で、そこに携わらせていただけるというのは夢のようです。『ドッキリかな!?』という感じもありました(笑)」と出演が決まったときを振りかえる。

「もちろんジャンルを問わず、どのお仕事でもどの現場でも自分らしい気持ちでいるという心持ちなんですが、周りからの反響や知人を通して聞こえる声が大きくて。『朝ドラ出るんだね』『優愛ちゃん決まったんだね』って言っていただくのを聞くと、『朝ドラ』というワードのインパクトはすごく大きいのかなと最近実感しています」と反響の大きさを明かした。

■ 「小夜子と私自身は似てないと思う」

新川が演じるのは、ひなた(川栄李奈)の同級生で、お嬢さん育ちでおしとやかな優等生・小夜子。自身の役どころについて、新川は「小夜子ちゃんは、スタッフさんからも『秀才な子で』と、秀才というワードを使って紹介をされたぐらい、いろんなものにはげんでいる真面目で真っ直ぐな子。小夜子と私自身は似てないと思うからバレないように演じたいなと思っています(笑)」とコメントした。

ひなた編は京都が舞台。埼玉県出身の新川は、京都ことばに苦戦しているそう。「大阪ことばも難しいと思うんですけど、(京都ことばは)抑揚がないようであるような・・・やっぱりない? いやいや、ある? みたいな(笑)、全然違った難しさを感じます。データで送っていただいた音声を聞いて、台本に自分だけがわかる『こんな感じ』という線みたいなものを引いたりして覚えています」と、新川なりに工夫しているという。

「まだ難しさがありますし、アドリブになったときに簡単に話せないので、アドリブなんだけどそこも先生に『これであってますか』と確認しています。ことばに関しては細かく突き詰めているので難しさもありますけど、やっていくとやっぱり楽しいなと思います。方言を話すって面白いです。東京ではなかなか方言を話す機会がないので刺激になるし、『あ、そういう言い方するんだ!』という発見が面白いですね」と、苦戦しつつも楽しんでいることを明かした。

ラジオ英語講座を軸に3世代にわたる女性の人生を描く、連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(NHK朝ドラ)。第75回(2月16日放送)では、ひなたが大部屋俳優・伴虚無蔵から謎の招待を受ける。

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