瀬戸内の島々を望む宇野港で、ボルダリングと音楽の祭典 [PR]

2022.2.28 16:00

岡山・宇野港第一突堤でおこなわれたボルダリングと音楽の祭典『瀬戸内JAM』(2月23日・宇野港)

(写真8枚)

JR岡山駅からJR宇野線(愛称:宇野みなと線)で約60分。直島や小豆島へと向かうフェリーの玄関口となっている玉野市・宇野港(岡山県玉野市)で、ボルダリングと音楽の祭典『瀬戸内JAM』(会場:宇野港第一突堤)が2月23日に開催された。

舞台となる玉野市には、日本のボルダリングの聖地「王子が岳」があり、美しい自然に囲まれた岩場が点在。4回目となった『瀬戸内JAM』では、特製ボルダリングウォール無料体験のほか、『東京2020オリンピック』銅メダリストのクライマー・野口啓代さんがゲストで登場。ボルダリングとの出合いや東京五輪の思い出を語るトークイベントがおこなわれた。

『東京2020オリンピック』スポーツクライミング女子複合・銅メダリストの野口啓代さん(2月23日・宇野港)

トークイベント後には、野口さんが来場者に実際にボルダリングをレクチャーする体験教室も実施。「ちょっと難しいかな!? でも頑張って登って!」と声をかけたり、「そのままだと次のホールドが遠いけど、左足をここにかけて立ち上がったら届くよ!」と、細かなテクニックを教える場面も。

小学生たちにボルダリングをレクチャーする野口啓代さん(2月23日・宇野港)

1年前から倉敷のボルダリングジムに通う小学5年生の女の子は、「やさしく教えてもらって、うれしかった。野口さんは登っているところはかっこいいけど、話してみると可愛かった」と、憧れの存在との交流を存分に楽しんだ。

また、ボルダリングイベントと並行しておこなわれたステージには、東京事変のメンバー・伊澤一葉(岡山県出身)が本名で活動する3ピースバンド・あっぱ、新進気鋭のマルチプレイヤー・TENDRE(テンダー)らが登場。瀬戸内の絶景をバックにパフォーマンスを披露し、来場者たちを喜ばせた。

瀬戸内の絶景をバックにパフォーマンスをおこなったTENDRE(2月23日・宇野港)

TENDREのファンだという倉敷市在住の20代女性は、「大阪などにライブを見に行っていたので、地元で見られるなんて格別! より一層海がきれいに、地元が輝いて見える」と感動しきりだった。

夕方5時からの『ナイトマルシェ』ではフードトラックが登場(2月23日・宇野港)

『瀬戸内JAM』には、岡山を中心とした飲食店が特設マルシェを出店。中華そばやタコス、コーヒー、名物「温玉めし」などが販売され、多くの家族、カップルが青空の下でグルメを楽しんだ。また、夕方5時からのナイトマルシェでは、フードトラックやDJブースも登場。ステキな音楽が夜の宇野港を彩った。

取材・文/上地智 写真/本郷淳三
提供/日本旅行岡山支店

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