目黒祐樹、カムカム・勇役で登場「一言では説明できない気持ち」

2022.3.16 13:05

ひなたの大叔父・雉真勇役の晩年を演じるのは、故・松方弘樹さんの実弟で俳優の目黒祐樹 (C)NHK

(写真2枚)

連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(NHK朝ドラ)の第95回(3月16日放送)で、ヒロイン・ひなたら家族が岡山の雉真家を訪問するシーンが描かれ、ひなたの大叔父である勇が登場。勇の晩年を演じた俳優の目黒祐樹が心境を語った。

昭和から令和にかけて3人のヒロインによる100年が描かれる本作。上白石萌音演じる初代ヒロイン・橘安子から、深津絵里演じる2代目ヒロイン・雉真るい、そして川栄李奈演じる3代目ヒロイン・大月ひなたへと家族の物語が紡がれている。目黒が演じる勇は安子の幼なじみで、安子の夫・稔(松村北斗)の弟だ。

今回、るい(深津絵里)が約30年ぶりに雉真家に帰省することで久々の再会となる。安子の岡山編では勇役を村上虹郎が演じていたが、目黒は「前々から拝見していたので、お話をいただいた時はもちろんとてもうれしかったです。もちろん、村上虹郎さんが演じる勇のことも拝見していました。まさか野球好きの勇の晩年を演じさせていただくことになるとは全く思わずに見ていたので、驚きや不思議な感じ、それから喜び、いろんな感情が混ざりました。なかなか一言では説明できない気持ちになりました」と振りかえった。

■ 人との気持ちのすれ違いみたいなものが解決するような展開に

勇という人物については、「勇ってとても純粋でシャイで、涙もろい一面もあり、晩年特に涙もろくなっています(笑)。でも、自分の気持ちをうまく相手に伝えたいけれども伝えられない、そんな部分もある人物で、僕も後になって『ああ言っときゃよかった。なんで言えなかったんだろう』と後悔することが結構あるので、そういった意味で勇とは重なることも多く、同じ仲間かなと思います」と分析した。

最後に視聴者に向け、「みなさんには若い頃の勇の印象が非常に強烈に残っていらっしゃると思うので、それをできるだけ裏切らないように、できれば勇っぽく上手に歳を重ねていられたらいいなと思います。ちょっと甘めの点数で、歳をとってからの勇の登場を見ていただいて評価いただければうれしいです」といい、「この先、人との気持ちのすれ違いみたいなものが解決するような展開になりますので、お楽しみになさっていてください」と呼びかけた。放送は4月8日まで(9日はその週の振りかえり)。

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