京都・二条城で「夜のお花見」、過去最大級の桜アートも登場

2022.3.19 18:45

内堀東面の石垣に過去最大級となる桜のプロジェクションマッピングが登場。全長約140mの迫力で、晴天と雨天で映像が変わる

(写真8枚)

京都の「元離宮二条城」(京都市中京区)で、体感型アート展『NAKED FLOWERS 2022―桜―世界遺産・二条城』が3月18日からスタート。幻想的なデジタル花見が楽しめる。

約50種の桜ライトアップや唐門などに投影されるプロジェクションマッピングを夜の庭園を巡りながら鑑賞できる同イベントは、今年で4回目。クリエイティブ集団「ネイキッド」が手がけ、感染症対策を取り入れたアートな除菌装置も導入されている。

注目は、内堀の石垣に映し出される全長約140mにもおよぶ、桜のプロジェクションマッピング。橋の上からは雄大な春の移ろいを見渡すことができ、当日の天候に合わせ晴天・雨天での異なる演出が特徴だ。

また、スマホで参加できる初企画『桜診断』も実施中で、場内に咲く5種の中から「あなたの桜」が表示され、その桜の色&絵柄の提灯とともに場内を回遊。さらに「桜の園」エリアのライトアップは、一部を自分の提灯の色に変化させることができ、絶好の動画撮影スポットとしても楽しめそうだ。

「ネイキッド」代表・村松亮太郎さんは、「多品種が特徴という二条城の色々な桜を知ってもらいたい。今回の石垣の映像は、目まぐるしく展開せず静かに刻一刻と表情を変えるので、お花見を拡張した感覚で鑑賞してもらえれば」と呼びかけた。

期間は4月17日まで。夕方6時~夜9時(閉場は夜10時)。当日料金は大人(中学生以上)1600円、金土日祝は2000円ほか。

取材・文・写真/塩屋薫

『NAKED FLOWERS 2022―桜―世界遺産・二条城』

期間:2022年3月18日(金)~4月17日(日)
時間:18:00~21:00(閉場22:00)
料金:(当日)大人1600円・小学生1000円、金土日祝は大人2000円・小学生1400円

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