吉本興業110周年記念「伝説の一日」が開幕

2022.4.2 11:25

左から口上をおこなった上方よしお、西川のりお、桂文枝

(写真3枚)

吉本興業の創業110周年特別興業『伝説の一日』が4月2日、「なんばグランド花月」(大阪市中央区)で開幕した。

2012年の創業100周年特別興業以来の開催となる、同公演。今回は2日間にわたり、大御所から若手まで多数の芸人が出演。日本のお笑い界をリードする吉本興業の節目を飾るべく、西川きよし、オール阪神・巨人らがネタを披露するほか、明石家さんまによる『さんまの駐在さん』、ダウンタウンが登場するコーナー、吉本新喜劇などが繰り広げられる。

『伝説の一日』の開幕を告げる口上をおこなったのは、桂文枝、西川のりお・上方よしお。「あけましておめでとうございます」と開口一番でボケたのりおは、「朝で体がほぐれていないので、ツッタカター、ツッタカター、ツクツクボーシ!」とギャグを連発。よしおが「110周年ということですけど、我々も50年以上やっていますからね」と経歴を説明すれば、のりおは「ふたりとも警察に捕まりもせずに」と横槍を入れて笑わせた。

文枝は「本日は、いらっしゃーい」とお馴染みのネタで拍手を浴びたあと、「1912年に吉本興業が始まりました。エンタツ・アチャコ先生、初代春団治師匠からずっと笑いをつないできて、我々も次の世代に笑いをつないでいきたいと思います。今後とも御贔屓賜りますようによろしくお願いいたします」と頭を下げた。

『伝説の一日』は4月10日23時59分まで「FANY ONLINE チケット」にてオンラインチケット販売中(視聴期間は11日昼12時まで)。

取材・文/田辺ユウキ

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