ミルクボーイ、上方漫才大賞に「漫才界の大海原に出た感じ」

2022.4.9 19:00

『上方漫才大賞』大賞を受賞したミルクボーイ(左から駒場孝、内海崇)

(写真3枚)

『第57回上方漫才大賞』(カンテレ)の発表会が4月9日、「クールジャパンパーク大阪」(大阪市中央区)でおこなわれ、2007年結成のお笑いコンビ・ミルクボーイ(内海崇、駒場孝)が大賞を受賞した。

「上方漫才大賞」は、上方演芸界で最も長い歴史を持ち、寄席、放送及びその他の舞台などで年度を通じ最も活躍した者に贈られる名誉ある賞。過去には夢路いとし・喜味こいし、横山やすし・西川きよし、そしてダウンタウンをはじめ数々の実力派漫才師が受賞している。

大賞として紹介されたミルクボーイは、『M-1』で歴代最高得点をたたきだした「コーンフレーク」で会場の笑いを誘い、お祝いに2人の姉貴的存在で過去に上方漫才大賞受賞歴のある、海原やすよ ともこがサプライズで駆けつける場面も。その後は、今日のために作ったという『上方漫才大賞』の新ネタを披露し、その実力を見せつけた。

受賞後の会見で、内海は「『M-1』前から、漫才をしているからには獲りたい賞でしたけど、どうしたら良いか分からないので、とりあえず1個1個の舞台を頑張りました。この賞の歴史が漫才の歴史だと思うので・・・師匠方のなかに名を刻めたことが本当にうれしいですね」とよろこびを噛みしめた。

続けて駒場は、「小さいころからずっと芸人になりたくて、自分のなかの1つの目標は達成できたと思うんですけど、今日をきっかけに漫才界の大海原に出た感じですね。違うステージにあがらせていただいたような、気が引き締まる思いです」とコメントした。

大会はカンテレでも生中継され、奨励賞はミキ、新人賞はニッポンの社長が受賞した。

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