ドラマ『マイファミリー』好発進、「ニノの演技」トレンド入り

2022.4.11 19:35

日曜劇場『マイファミリー』(C)MBS

(写真1枚)

二宮和也主演の新日曜劇場『マイファミリー』(TBS系)。その第1話が4月10日に放送され、関西地区で世帯平均視聴率12.2%と高視聴率を獲得した(ビデオリサーチ調べ)。

同作は、愛娘を誘拐されてしまった夫婦が、娘を取りかえす唯一の方法として、警察の力を借りることなく誘拐犯と戦おうとする姿を描くノンストップファミリーエンタテインメント。誘拐事件で試される家族の絆や、徐々に浮き彫りになっていく人間模様が描かれていく。

脚本を務めるのは、『グランメゾン東京』(2019年)、『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』(2021年)など、日曜劇場枠で数々のTBSドラマを手掛けてきた黒岩勉。また、主演の二宮和也とその妻を演じる多部未華子は、『山田太郎ものがたり』(2007年)でそれぞれ主人公とヒロイン役を演じて以来、今回が15年ぶりの共演となる。

二宮が演じるのは、時代の寵児と持て囃されるゲーム会社「ハルカナ・オンライン・ゲームズ」のCEOで、湘南・鎌倉に家を構え、妻の未知留(多部未華子)と娘の友果(大島美優)のと3人で暮らす鳴沢温人。

第1話では、鳴沢夫妻のもとに「友果さんを誘拐した」と1本の電話がかかってきたことで日常は一変。身代金の要求額は5億円、警察には通報するなとの条件を出されるが、妻の反対を押し切り温人が通報し、捜査本部が設置。警部の葛城圭史(玉木宏)ら警察が鳴沢家にやってきて・・・という内容だった。

https://www.youtube.com/watch?v=3_pv6U-hCeE

放送後には「#マイファミリー」がツイッターでトレンド1位を獲得しただけでなく、「ニノの演技」もランクイン。二宮が演じるのは、誰もがうらやむ生活を送っているように見えるが、実は家庭をろくに顧みず妻や娘との関係が冷えている父親役。

しかし、娘を思って慟哭するシーンや、涙を溜めながら夫婦で会見に臨む姿に、SNSでは「ニノの絶望の表情すごい、鳥肌立った」「家庭も社員も顧みないダメな男の姿と、娘を守りたい一心で必死に頑張る父親の姿をニノだから上手く表現できてる」「会見の泣きのシーン、震えるくらい素晴らしかった」など、二宮の演技の振り幅に圧倒された人々から多くの声が上がった。

ちなみに関東での初回視聴率世帯は12.6%、個人7.6%だった。第2話は4月17日、夜9時から放送される。

文/たなかゆうこ

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