お笑いコンビ・祇園、育休を経て「今しかできないことを」

2022.4.26 20:15

お笑いコンビ・祇園(左から木﨑太郎、櫻井健一朗)

(写真4枚)

■「パパ芸人」でもある木﨑、初めて育休を取得

インタビュー中の2人

──木﨑さんは2019年にご結婚されて、今はお子さまも生まれて、この3月に初めて1週間育休を取られたそうですね。

木﨑:僕はずっと育休を取りたかったんですけど、さすがに1週間は長いので言いづらくて。でも、昨年バラエティ番組でたまたまそのことについてしゃべることがあったんです。そこで番組の力を借りて「育休を取りたい」と言ったら、相方が「全然ええよ」って。それを完全に鵜呑みにして取りました。

櫻井:番組では「半年間」って言ってたんですよ。でも実際は1週間やったんで、こっちに気ぃ遣ってんのかな?って。もう1人ではないし、ご家族優先でいいという感じですね。

木﨑:1週間以上休むとさすがに生活がしんどいので・・・。芸人はサラリーマンではないので有給はないですが、せめて各劇場に芸人の子どもの託児所を作ってほしいですね。すぐに迎えに行ったりもできるので。

櫻井:子どもちゃんが小さい時期って今しかないじゃないですか。だから今できることを一生懸命やってほしい。「相方に気を遣って、働かなきゃ」っていうのは本当にやらなくて良いと思っています。

■後悔のないよう今に向き合い、将来は関西の顔に

ミニマリストの櫻井。自身のYouTubeでは生活の一部を垣間見せている。余計なものが一切ない自宅は一番のパワースポットだそう

──今、コンビでやるべきことは何だと考えていますか?

櫻井:たとえば「エントリーは芸歴何年まで」とか、期限がついているものって「あのときこうしといたら良かった」が通用しないし、そう思う人生も嫌なので、期限のあるものに対して後悔しないよう向き合うことだなと思います。

──では、「祇園」としての目標は何でしょう?

櫻井:関西でやってますので、『上方漫才大賞』はほしいですし、将来は上方の漫才を代表するコンビになりたいですね。

木﨑:そうですね。あと「なんばグランド花月(NGK)」にいっぱい立ちたいです。先輩の海原やすよ ともこさんとか、中川家さんのような存在になりたい。「NGK」の招き看板にも名前が載れたら最高ですね。

祇園らが出演する、大規模イベント『Warai Mirai Fes 2022 ~Road to EXPO 2025~』は、4月29日より3日間「万博記念公園」(大阪府吹田市)で開催。SDGs(持続可能な開発目標)の達成を旗印に、大阪の笑いやグルメ、音楽が楽しめる。

  • LINE
  • お気に入り

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本