タイガーの「炭酸OK」水筒、発売から3カ月で10万本突破

2022.4.23 09:15

冷たいまま、シュワシュワ感を持続したまま炭酸飲料を楽しめる「真空断熱炭酸ボトル」

(写真5枚)

魔法瓶や家電で知られるメーカー「タイガー魔法瓶」(本社:大阪府門真市)から発売された「タイガー真空断熱炭酸ボトル」が、発売からわずか3カ月で販売数10万本を達成。エコなボトルで炭酸飲料を持ち運べると注目を集めている。

以前から「真空断熱ボトルに炭酸飲料を入れたい」という声があったことを受け、約2年もの歳月をかけて開発。今年1月21日に発売されたばかりだが、発売からわずか3カ月で年間出荷目標の10万本を突破。販売目標を当初の3倍に修正し、2022年は年間30万本の販売を目指すという(※2022年4月21日時点)。

「冷たいビールが持ち歩ける!」「こういうの欲しかった」「かゆいところに手が届く」などとSNS上でも話題となった同商品。そんな炭酸飲料が入れられる秘密は「栓」にある。従来の真空断熱ボトルは、キャップやふた等の破損や破裂の恐れがあるという構造上の安全性の観点から、炭酸飲料を入れて持ち運ぶことは推奨されていなかった。

左から1.5L、1.2L、0.8L、0.5L

しかし、「タイガー圧力IHジャー炊飯器<炊きたて>」の技術を応用して開発した炭酸飲料対応せん構造「バブル ロジック」の「安全弁」が、中身の吹き出しやキャップが飛ぶことを防ぐはたらきをすることで、炭酸飲料を持ち運べるように。

また、ボトルの内面の「スーパークリーンプラス」というボトルの内面の凹凸を減らす加工が炭酸の気化を抑えるため、長時間ボトルに入れて持ち運んでも炭酸が抜けることなく、冷たい炭酸飲料をいつでもどこでも楽しむことができる仕組みになっている。

「タイガー真空断熱炭酸ボトル」は、0.5L(6000円)、0.8L(6500円)、1.2L(7000円)、1.5L(7500円)の4サイズ展開。カラーは、カッパー・エメラルド・スチールの3種類。

文/野村真帆

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