柄本佑、NHKドラマで主演「ミステリーが残ってたなんて」

2022.4.26 07:15

『あの胸が岬のように遠かった〜河野裕子と生きた青春〜』左から永田和宏(柄本佑)、河野裕子(藤野涼子)(C)NHK

(写真6枚)

細胞生物学者で歌人の永田和宏と、亡き妻の青春時代を描いたドラマ『あの胸が岬のように遠かった〜河野裕子と生きた青春〜』(NHK)が、6月6日に放送される。

永田の妻であり同じく高名な歌人だった河野裕子。教科書にも掲載されてきた彼女の有名な歌「たとへば君 ガサッと落葉すくふやうにわたしを攫って行っては呉れぬか」は、夫・永田への想いを詠んだものだと思われてきた。

しかし河野の死から10年、永田は自宅の押し入れから妻が結婚前に綴った大量の日記を発見する。そこには当時10代の河野が永田とは別の男性へ向けたひたむきな愛の言葉が。はたして河野が「君」と呼び掛けていたのは、生涯をともにした永田だったのか、それとも別の男性だったのか。

永田が亡き妻の日記と短歌を頼りに青春時代を追想する同ドラマ。キャストには柄本佑が永田和宏役、藤野涼子が河野裕子役を務める。柄本は「超有名な夫婦ですけれど、裏にこんなミステリーが残っていたんだっていう風に楽しんでいただけると思います」とコメント。放送はNHKで6月6日・夜9時〜10時半(1話完結)。

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