JO1・川西拓実×鶴房汐恩、デビュー2年で見えた互いの強み

2022.5.4 10:15

左からJO1の鶴房汐恩、川西拓実

(写真7枚)

今年3月にデビュー2周年を迎えた、グローバルボーイズグループ・JO1。5月25日には、約1年半ぶりとなる2NDアルバム『KIZUNA』がリリースされる。そこで、関西出身メンバーである川西拓実と鶴房汐恩に、今回収録される新曲やデビュー後の関係性について話を訊いた。

取材・文/Lmaga.jp編集部 写真/木村華子

■今まで明るい曲が多いなか、今回は新鮮だなって(川西)

新曲『Move The Soul』は、TVアニメ『群青のファンファーレ』(TOKYOMX、BS11ほか)のオープニングテーマに起用された

──2NDアルバム『KIZUNA』が発売になります。新曲は7曲で、HIPHOP系のものやラブソングまで振り幅が大きく、聴きごたえがありますね。

鶴房:ありがとうございます。『ZERO』という曲が、バラード系の落ち着いた感じなんですけど、デモで聴いたときから「これは絶対良い」って思っていて。特にイントロの入りがすごく好き。聴き心地が良いんです。

川西:僕はリード曲の『With Us』がお気に入り。今回のアルバムの「一緒に乗り越えて未来を歩んでいこう」というようなテーマを表した歌詞も好きですし、JO1って今まで明るい曲が結構あったんですけど、この曲は感動できる要素がプラスになって新鮮ですね。

──今作のなかで、それぞれに挑戦した点はどこでしょう。

川西:それで言うと『ZERO』ですね。僕って歌うとき、息を多く含めた声を結構出すんですけど、『ZERO』では曲の雰囲気と合わせてそれをなくしました。なんていうんだろう・・・声が強く太くなるっていうのかな。今までの僕じゃない歌声になっているので、聴けばすぐ分かると思います。

鶴房:『Algorithm』って、めちゃくちゃラップの曲があるんですけど、過去1番くらいにパートが多くて。レコーディング自体はスムーズだったんですけど、歌のニュアンスとかを考えながら、珍しくプレッシャーがありました。1番最初のパートをやるっていうのもあって、絶対かっこよくキメたかったし、新曲のなかでも特に思い入れがあります。

──最近では、韓国のアイドルグループ・Stray Kidsが楽曲提供した『YOLO-konde』が公開され、曲中の鶴房さんの低音ボイスやラップにSNSでも反響がありました。過去のYouTubeでは、メンバー11人で番組テーマソングを1から作る際、川西さんは鶴房さんの歌声を絶賛されていましたよね。

川西:俺、曲が出るたび毎回汐恩に言ってるよね? ラップだけじゃなくてボーカル部分とか、ちゃんと歌が上手いんです。それに、シンプルに声が良い。それはもう頑張っても真似できないことじゃないですか。

鶴房:これはガチでうれしいっすね。

Move The Soul / THE FIRST TAKE (THE FIRST TAKE公式YouTubeより)

──そんな川西さんも、メンバーのボーカル担当と一緒に『THE FIRST TAKE※』に出演されましたよね。原曲とは違う歌割りやアレンジが話題となりましたが、特に今回の収録曲『Move The Soul』が公開されると、「#拓実のラップ」がトレンド入り。ファンの方からも驚きの声があがっていました。

鶴房:拓実くんは、高音のイメージをもってる方が多いと思うんですけど、低音もすごいんですよ。僕はちょっと苦手な鼻から声を出す、ちょっと高音のラップがめちゃめちゃうまくて。 JAM(JO1のファンネーム)の方からも「ラップやってほしい」って声も聞いたりするんですけど、僕もそう思います。

※YouTubeチャンネルの企画で、一発撮りのパフォーマンスを収録した映像のこと

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