広瀬すず、恋人役の横浜流星は「皮膚感覚として信用できる人」

2022.5.3 06:45

映画『流浪の月』の舞台挨拶に登壇した主演の広瀬すず(2日・大阪市内)

(写真6枚)

映画『流浪の月』の舞台挨拶が5月2日、大阪市内でおこなわれ、主演の広瀬すずと松坂桃李が登壇。広瀬が作品への思いについて語った。

2020年に『本屋大賞』を受賞した凪良ゆうのベストセラー小説を実写化した同作。公園で雨に濡れた女児を保護したが誘拐罪で逮捕された青年(松坂桃李)と、被害女児とされた少女(広瀬すず)が15年後に再会する物語を描く。

誘拐された少女・家内更紗役を演じた広瀬は、「作品について話す機会が増えれば増えるほど、わからなくなってきた。話したいことがたくさんありすぎて。感情が蘇ってくるので、私は客観的に作品を見られなかった」と作品への思いを明かした。

また、初共演となった恋人役の横浜流星については、「すごく難しかったというか、私たちもともとすごく人見知りなので、本当に初めましてのときから、全然喋れなくて。スタジオでダラダラと過ごしてみたり、クランクイン前に2人で(舞台の)長野を回ってみたりして、皮膚感覚としてすごく信用できる人に変わっていった」と、裏話を明かした。

最後に広瀬は「2人の主人公の真実と事実と、ずっとレッテルをはられて生きてきた2人の苦しさや、もどかしさをみなさんに解消してほしい」とファンにメッセージを送った。映画『流浪の月』は、5月13日から全国で公開される。

取材・文・写真/木田容平

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