矢部浩之、実家への援助を断った過去「親に勘当されかけた」

2022.5.11 07:45

『ゼニガメ』(MBS)収録の様子。左から矢部浩之、黒田有 (C)MBS

(写真3枚)

ナインティナイン・矢部浩之がメッセンジャー・黒田有とともにMCをつとめるお金情報バラエティー特番『ゼニガメ』(MBS)。矢部のMBS出演は、2003年3月まで放送された『タモリのグッジョブ!胸張ってこの仕事』以来、実に19年ぶりとなる。

4日におこなわれた収録では、「東京に来てくれたディレクターが『たくさんVTRこしらえてます』って。その『こしらえてる』って言葉に大阪やなぁ、って思った」と、打ち合わせでの感慨にひたった瞬間を回想した矢部。「東京っぽい番組に、って聞いてたのに『ゼニガメ』って(笑)」と、「ゼニ」と「ガメつい」を合わせたストレートな番組タイトルに思わずツッコんだ。

儲かっていたり羽振りがいい関西の店や会社のビジネスのカラクリをいくつも紹介する同番組。矢部は自身を「貧乏だった」と言うものの、「免許を取ったらすぐにバイクを買ってもらったり、高校までは何不自由なく育った。でも実は親父が見栄の塊で、全部借金。貧乏だったけど、それを知らなかったタイプの貧乏人」と、特殊な事情を説明。

また、高校卒業後に芸人になるとすぐに売れたため、「これが最後、と何回も」お金を渡し続けたが、「『もう出さへん』って言ったら親父が逆ギレして『勘当じゃ!』って。え? 勘当ってこんなときにされんの?」と、驚きのエピソードを語る場面も。

そしてその後、矢部が住む東京の家に夜中に突然、母親と一緒に現われた父親に土下座されたため、お金を工面することにしたという矢部。「来たときは痛風で足を引きずってた親父が、軽やかにスキップしながら帰って行った」と振りかえると、黒田から「あれ(痛風)、贅沢病なんですよ!」とツッコまれていた。

「今はお金大好き」という矢部が、「同じ『貧』グループやけど、ダントツちゃう?」と評する黒田とともに、さまざまな角度から関西のお金事情を追求する特番『ゼニガメ』。それぞれの好みや思い込み、先入観を全開にしてトークを繰り広げる。放送は5月11日・夜8時から。

取材・文/上地智

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