料理部の大会に決着、南高の部長に安堵の声も【ちむどんどん】

2022.5.6 19:45

結果発表に固唾を呑む比嘉暢子(中央、黒島結菜)と、早苗(高田夏帆)たち料理部員(C)NHK

(写真1枚)

沖縄県やんばる地域で、貧しいながらも家族の強い絆に支えられて育ったヒロインの人生を描く連続テレビ小説『ちむどんどん』(NHK朝ドラ)。5月6日放送の第20回では、料理部の大会で暢子が奮闘するなか、同じ会場で良子や賢秀もそれぞれの問題と向き合うシーンが描かれた(以下、ネタバレあり)。

産業まつりで、想いを寄せる相手・博夫(山田裕貴)と顔を合わせ、友人の里美(松田るか)が言っていた「博夫と結婚する」という言葉は嘘だと知った良子(川口春奈)。その頃、賢秀(竜星涼)は儲け話を持ちかけてきた男・我那覇が詐欺師であることを知り、狼狽する。

一方、同じ会場でおこなわれていた料理部の大会に、助っ人として参加した暢子(黒島結菜)。当初予定していた「やんばるそば」がミスで台無しになったものの、とっさの機転で「ナポリタン」に変更し、多くの客を集めた暢子たちの料理部は見事優勝を果たす。優勝時の挨拶を任された暢子は、晴れ晴れとした顔で「東京に行って、料理人になりたい」と宣言するのだった。

ライバル校として暢子たちと対立していた南山原高校の部長・屋良ひとみ(池間夏海)が、「やんばるそばおいしかった。今度、ナポリタンも食べさせて」と健闘をたたえる場面も。

SNSでは「南高の部長、良い子だった」「おっ、この子はただの悪役ではなかったのだな」「南高の部長、ヤな奴だけで終わらなくてよかった」と、これまで島袋や眞境名商事の跡取り息子など「ヤな奴」がそのまま退場することが多かったことから、安堵する声が多くあがった。

放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。土曜はその週の振りかえり。

文/つちだ四郎

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