大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第20回・帰ってきた義経

2022.5.16 07:15

平泉・衣川館にて。「平泉に手を出すな」と北条義時(左、小栗旬)に警告する源義経(菅田将暉)(C)NHK

(写真10枚)

鎌倉幕府二代執権・北条義時(小栗旬)を中心に描く大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK)。「帰ってきた義経」と題する第20話(5月22日放送)では、奥州へと逃れた源義経を追って義時が平泉を訪れる。

壇ノ浦の戦いによる平家滅亡後、源頼朝(大泉洋)と義経(菅田将暉)の兄弟にさらなる亀裂が入った第19回(5月14日放送)。義時らは、義経へ猜疑心を抱く頼朝と、後白河法皇(西田敏行)に仕える決意をした義経の関係修復を模索するも、周囲の策謀によりその対立は決定的なものになる。

頼朝と対立し京を追われた義経は、奥州の覇者・藤原秀衡(田中泯)を頼って平泉へ身を隠す。かつて若き義経を養育した秀衡は、奥州へ逃れてきた義経を再び温かく迎え入れるも、程なくして死去する。

これを知った義時は状況を探るため、頼朝に平泉行きを志願。しかし義経の才を恐れる頼朝は、秀衡の息子・藤原国衡(平山祐介)と泰衡(山本浩司)兄弟の仲の悪さにつけこみ、義経を討つように冷たく命じる。

妻の八重(新垣結衣)に見送られ、頼朝の使者として平泉へと発つ義時。一方で、京にて北条時政に捕らわれた義経の愛妾・静御前(石橋静河)は・・・。

本作は、後の鎌倉幕府二代執権となる北条義時を主人公とし、野心とは無縁だった若者が、いかにして武士の頂点に上り詰めたのかを描く物語。放送はNHK総合で毎週日曜夜8時から、BSプレミアム・BS4Kでは夕方6時からスタート。

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