「ヤッターマン」のドロンジョ実写ドラマ、主演は池田エライザ

2022.5.18 06:15

『タツノコプロ創立60周年記念 WOWOWオリジナルドラマ DORONJO/ドロンジョ』で主人公・ドロンジョ役の池田エライザ

(写真4枚)

ダークヒロイン・ドロンジョの壮絶な過去を描く実写ドラマ『タツノコプロ創立60周年記念 WOWOWオリジナルドラマ DORONJO』。その主人公・ドロンジョ役に、女優でモデルの池田エライザに決まった。

長年にわたって愛される国民的人気アニメ『タイムボカンシリーズ ヤッターマン』。正義の味方・ヤッターマン1号・2号に対峙する、キュートでセクシー、ちょっぴり間抜けな敵役として人気のドロンジョ様。2009年に公開された三池崇史監督の実写版映画『ヤッターマン』では、女優の深田恭子が悩殺ドロンジョを演じ、話題となった。

今回のWOWOWドラマでは、ドロンジョの知られざる過去や壮絶な生き様を通して、「正義と悪」という永遠の命題を描くという。3月に実写ドラマ化が発表され、誰がドロンジョを演じるのかSNSを中心に憶測が飛び交っていたが、このたび主人公・泥川七音(どろかわ・ななお)、後のドロンジョを池田エライザが演じることとなった。

池田が演じる七音は、貧しく過酷な環境下で自らを道具のごとく酷使していく役どころ。自分の存在価値を唯一見出せるのが、肉体同士が激しくぶつかり合う真剣勝負の闘いの場だという。公開された七音のキャラクタービジュアルは、左足に機械式の義足が装着されており、その衝撃的な過去を予見させる設定に。

撮影をふりかえって池田は、「七音という役柄に向き合う日々は、心身ともに過酷の連続でした。生きるために戦う。それが正義か悪かなど考える余地もない。追い詰められた七音に寄り添う過程で簡単なことなどなにひとつありませんでした」とコメント。

そして、「生きる意味を考えすぎてしまうこの世の中で、本能剥き出しで明日に向かって足掻いていくこのキャラクターを演じることができてとても幸せでした。是非、たくさんの方にご覧いただきたいです」とも。

公開された泥川七音(ドロンジョ)のキャラクタービジュアル

脚本陣は、映画『桐島、部活やめるってよ』『幕が上がる』などの話題作を手がけてきた喜安浩平のほか、映画『先生を流産させる会』『ライチ☆光クラブ』で知られる内藤瑛亮、映画『大事なことほど小声でささやく』の横尾初喜が参加。切なく、泥臭く、美しい、これまでとはまったく違うドロンジョを描くという。同作はWOWOWにて2022年秋放送予定。

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