USJ「世の中に定着すれば」、誰にでも感謝を伝える日を企画

2022.5.30 14:00

『サンクス・ラブ・ウィーク』のスペシャルグリーティングでゲストを迎えるチャーリーらピーナッツの仲間たち(5月30日・UJS)

(写真6枚)

大阪のテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(大阪市此花区)が新行事として企画した『サンクス・ラブ・ウィーク』が、5月30日からスタート。誰にでも感謝できる週間として毎年実施するとしている。

最初は『母の日』にイベントを企画予定だったものの、「多様な家族や愛のカタチがあるなか、限定しなくてもいいのでは、と話し合いました。もっと対象を広げて、日頃伝えにくい感謝の気持ちを表せる機会が、パークで提供できれば」と企画担当の名和田渚さん。

そこで、ちょうど5月の『母の日』と6月の『父の日』をまたいだ、5月30日から6月5日までの週に実施することが決まったという。

期間中は、クルーがゲストに企画の意図を説明しながら記念ステッカーを配布。受けとった人は、一緒に訪れた人に感謝や労い気持ちを伝えて、ステッカーを貼ってあげることになる。

また、パーク内ではスペシャルグリーティングも開催。ハローキティやスヌーピー、エルモらキャラクターがブーケを手に記念撮影に応じ、ステッカーを見つけるとハートマークを作るなど特別なポーズをとってくれる。

「急に孫を預かってもらったり、日頃の感謝の気持ちを込めました」とご両親の胸にステッカーを(5月30日・UJS)
「急に孫を預かってもらったり、日頃の感謝の気持ちを込めました」とご両親の胸にステッカーを(5月30日・UJS)

この日、親子3人で訪れた娘さんは「急に孫を預かってもらうなど、日頃の感謝を伝えられました」と話すと、ご両親は「世話をさせてもらってありがとうと。こんなことがないとなかなか言えない」とステッカーを交換しあい、全員が笑顔になっていた。

前出の名和田さんは、「世の中に定着すればとSNSでも発信しますので、多くの人に知っていただき、この期間に周囲のいろんな人にありがとうと言える、そんな社会が実現できればうれしい。来年以降も継続的に進めたいです」と話している。

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