『沼ハマ』MCのサーヤ、DJ松永との相性「ニシダより合う」

2022.6.6 17:45

NHK Eテレ『沼にハマってきいてみた』MCのサーヤ(ラランド)、DJ松永 (C)NHK

(写真3枚)

趣味=「沼」の世界を深掘りするバラエティ番組『沼にハマってきいてみた』(NHK Eテレ)。4月から新MCを務めているCreepy NutsのDJ松永とお笑いコンビ・ラランドのサーヤが、オンライン合同取材で番組への思いを語った。

■ 「仕事だけじゃなく人としても似てる」2人の相性

DJ世界大会で優勝した経歴を持ち、ヒップホップユニット以外にも多方面で活躍するDJ松永と、会社員と芸人の二足の草鞋で注目され、現在は個人事務所の社長も務めるサーヤ。テレビに出始めた時期が近く共演が多いという2人は、相性を聞かれると「一緒にできてうれしい」と即答。

「元はひとつだったんじゃないかなと思いますよね。細胞分裂して別々の人格になっただけで。(相方の)ニシダより合っていると思う」と答えたサーヤに、DJ松永は爆笑し、「合うよね。まじで。仕事だけじゃなく、人としても物の感じ方や見方が近い」と、終始息の合ったやり取りをみせた。

■ 沼ハマ「新しい価値観に触れ、新鮮に勉強できている」

2018年10月から放送がスタートし、多ジャンルのディープな「沼」を追求する10代の若者=「ハマったさん」を紹介する同番組。印象的な回について、DJ松永は「(13日放送予定の)レザークラフト沼の子。普通10代ってまだ先人たちがやってきたことのコピーをしてスキルを蓄える時間なのに、誰もやってないことをやろうという意識がすごい」と振りかえった。

さらに、サーヤは「自分が10代の頃の趣味と熱量が違って、無我夢中で一点突破ぐらいの勢いの子たちはかっこいい。自分の行動が習慣化してくるのつまらなくて、趣味を増やそうと思っていたので、『レザークラフト沼』の後はすぐ帰りに東急ハンズに寄りましたね」と番組から刺激を受けたという。

「中高が美術部でいろいろ作っていたけど、大人になって何も意味をなさない時間をないがしろにしていたので、もう1回そういう時間を作ってみたい」と抱負を語ったサーヤに、DJ松永も「最短時間ばかり考えるようになると、呼吸しない自分に気づく」と同意。

「人間の好みや表現の幅って結構狭いなと。それにむちゃくちゃ抗いたいなと思うんですよね。自分の音楽人生を長い目で見た時にもマンネリ化したくないし、発見やひとつ成長できた実感があるとクリエイティブ精神が満たされる。『沼ハマ』のいろんなジャンルで新しい価値観に触れて、新鮮に勉強できています」と熱弁した。

同番組はNHK Eテレで毎週月・火曜日の夜7時30分~夜8時放送。6月6日は「フライドポテト沼」、7日は「ポールダンス沼」、13日は「レザークラフト沼」を放送予定。

取材・文/塩屋薫

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