予約殺到「たべっ子どうぶつ」のカステラ家電、アレンジ無限大

2022.6.17 09:15

材料を入れてふたを閉めるだけ、たった3分でできあがる「たべっ子どうぶつカステラメーカー」

(写真8枚)

菓子メーカー「ギンビス」(本社:東京都中央区)のロングセラー商品「たべっ子どうぶつ」のキャラクター型カステラがたった3分で焼けるという『たべっ子どうぶつカステラメーカー』が、「かわいすぎる」「子どもが絶対に喜ぶよ・・・」などSNSで話題に。

一般発売前に3日間限定で先行予約販売がおこなわれた際(6月10日〜13日)は、公式サイトがサーバーダウンするなど「たべっ子どうぶつ」ファンが殺到したという。同商品を製造・販売する家電メーカー「ライソン」(大阪府東大阪市)の広報・三上紅美子さんに詳しい話を訊いた。

■ 「こんなことは初めて」たべっ子どうぶつ人気に驚き

──公式サイトがサーバーダウン・・・大人気ぶりがうかがえますね。反響はすごかったですか?

私たちも正直驚きました。予約初日は受付開始直後にサーバーが落ちてしまい、誠に申し訳ございませんでした。ライソンの公式サイトにこんなに殺到することは過去に無かったため、私たちの準備不足でした。お申込み希望のお客さまがみなさんご予約いただけるよう、社員一同全力で対応させていただき、当初用意していた在庫数から2回在庫を追加しました。

──ビスケットのキャラクターがカステラになるという、斬新なコラボに至った経緯を教えてください。

ライソンのグループ会社にアミューズメント施設向けのお菓子を企画・販売する「ヨシナ」という会社があり、ギンビスさんとはグループぐるみでお付き合いがあります。

たくさんのコラボ商品を出されている「たべっ子どうぶつ」ですが、まだ家電は出したことが無いとのことで。お菓子メーカーと家電メーカーが一緒にやれば、「化学反応で新しい商品が生まれるのでは?」という流れになり、コラボ実現に至りました。

──なぜ、カステラメーカーになったのでしょうか?

当社では、ホットサンドメーカーやワッフルメーカー、ベビーカステラメーカーがヒット商品としてあるため、その強みを生かし、「キャラクターの可愛い顔の形をしたカステラが焼ける家電がいいんじゃないか」と、カステラメーカーになりました。

パフェのトッピングにすれば、かわいい手作りスイーツのできあがり

■ キャラクターの顔を立体にしたカステラがこだわり

──開発で苦労したポイント、こだわったところなどあれば教えてください。

キャラクターの顔が、かわいく焼けることにこだわりました。そして、苦労したのはプレートの形です。もともとのイラストは平面なので、どのような立体の形のカステラならば喜ばれるだろうか、と試行錯誤が続きました。最終的には、かわいくて、なおかつ誰でも簡単に焼けるカステラメーカーになったと自負しております。

焼き立てをそのまま食べてもおいしいですし、アイスやフルーツを添えたり、プリンにクリームと一緒にのせたり、上下半分に切ってクリームやフルーツを挟んだり、いろんなアレンジスイーツも作ることができるのでぜひお試しください。

「たべっ子どうぶつ」のビスケットを添えると、より一層「たべっ子」ワールド全開なスイーツになるので、オススメです。

──いろいろな楽しみ方ができるんですね。発売日には、どちらで購入できますか?

7月1日に、家電量販店や雑貨店のほか、AmazonなどのECサイトでも発売いたします。ライソンで発売している入れ替えプレートも使用できるので、「たべっ子」カステラだけではなく、プレートを替えると、ホットサンドやたい焼き、焼きおにぎり、ワッフルなど普段の食生活でも活躍するような家電になっています。

──人気ゆえ、今度の展開も期待してしまいます!

はい。実はネットでは早くも「ほかのキャラクターでも何かやってほしい」「次こそ、ぞうさんを入れて!」という声をいただいております。どのような形になるかは分かりませんが、もしもっとたくさんの応援とご要望をいただけたら、次の新展開も検討いたします。

「たべっ子どうぶつカステラメーカー」価格は4950円。7月1日に一般発売。

取材・文/野村真帆

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