大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第25回・天が望んだ男

2022.6.20 07:15

相模川・橋のたもとの寺にて。頼朝(大泉洋)にあるトラブルが起こり大慌てした一同 (C)NHK

(写真10枚)

俳優・小栗旬が主演を務め、鎌倉幕府二代執権・北条義時を中心に描く大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK)。「天が望んだ男」と題する第25回(6月26日放送)では、頼朝が不安にさいなまれるなかで嫡孫の一幡が誕生する。

曽我兄弟による源頼朝(大泉洋)への謀反の余波が鎌倉を揺るがした第24回(6月19日放送)。一連の騒動で、頼朝の異母弟・源範頼(迫田孝也)は、頼朝に代わって鎌倉殿の座に就こうとしたとみなされて流罪となる。また、亡き許嫁・義高(八代目市川染五郎)を慕いながらも、入内を決意した大姫(南沙良)を待ち受けていた悲しき運命も描かれた。

身に降りかかる不幸が続く頼朝は不安にさいなまれ、そんな状態の夫を政子(小池栄子)は心配していた。その影響は周囲にも及ぼし、頼朝の異母弟として補佐する僧侶・全成(新納慎也)は過剰に助言をもとめられることに。困惑する全成は、妻・実衣(宮澤エマ)と思案する。

ほどなくして、頼朝の嫡男・源頼家(金子大地)と、せつ(山谷花純)の間に長男・一幡が誕生する。比企家の長女であるせつ(若狭局)が男児を出産したことで、頼朝の側近・比企能員(佐藤二朗)は鎌倉殿の継承に心を躍らせていた。

一方で北条家として比企の台頭を危惧するりく(宮沢りえ)は、夫・北条時政(坂東彌十郎)をたきつける。そんなとき、義時(小栗旬)は頼家から呼び出されるが、そこで三浦義村(山本耕史)から・・・。

本作は、後の鎌倉幕府二代執権となる北条義時を主人公とし、野心とは無縁だった若者が、いかにして武士の頂点に上り詰めたのかを描く物語。放送はNHK総合で毎週日曜夜8時から、BSプレミアム・BS4Kでは午後6時からスタート。

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