長澤まさみが4年半ぶりの連ドラ主演、脚本は渡辺あやが担当

2022.7.26 06:00

10月期の新ドラマ『エルピス−希望、あるいは災い−』(カンテレ・フジテレビ系)主演の長澤まさみ(中央)と、共演の眞栄田郷敦(左)、鈴木亮平

(写真1枚)

今秋スタートの新ドラマ『エルピス−希望、あるいは災い−』(カンテレ・フジテレビ系/月曜・夜10時放送)で、女優の長澤まさみが主演をつとめることが決定。長澤にとって、『コンフィデンスマンJP』(2018年/フジテレビ)以来の連ドラ主演となる。

同ドラマは、実在の複数の事件から着想を得て制作された社会派エンタテインメント作品。スキャンダルによってエースの座から転落した局アナ・浅川恵那(長澤)と彼女に共鳴した仲間たちが、冤罪疑惑を追っていくなかで、自分の価値を取り戻していく姿を描いていく。恵那と行動をともにする若手ディレクター・岸本拓朗役を眞栄田郷敦、報道局のエース記者・斎藤正一役を鈴木亮平が演じる。

演出は、長澤も出演した映画『モテキ』(2011年)や大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』(2019年)などで知られる大根仁。脚本は、映画『ジョゼと虎と魚たち』(2003)年でデビューし、その後、映画『天然コケッコー』(2007年)や連続テレビ小説『カーネーション』(2010年)を手がけた渡辺あやが担当。渡辺にとって、民放の連ドラ脚本を手がけるのは初となる。

主演の長澤は渡辺の脚本について、「世のなかにある正義って、具体的に何を指しているのか戸惑うことがあります。自分の正義を貫くことも容易ではないし、人それぞれひたむきに今と戦っているんだなって思います」とコメント。そして、「目の前に起こることに夢中になって、明日を生きる。そんな風に人生を歩めたらいいなと思いました。渡辺あやさんの物語と時間の流れに、身を委ねて楽しんでもらいたいです」とも。

また鈴木も、「これほどのオリジナル脚本にはそうそう出会えるものではありません」と驚愕。「初めて読ませていただいたとき、その寸分の隙もない、磨き上げられた完成度とエンタメ性に驚きました。冤罪事件を通して主人公たちの内面を、その先に正義や政治の本質までをも描ききった脚本家の渡辺あやさんや佐野(亜裕美)プロデューサーたちの気概に心から敬服しました」と語った。

同ドラマは2022年10月スタート(初回放送日未定)。

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