大阪府の新型コロナ陽性者2万1860人、吉村知事「医療は逼迫」

2022.7.27 18:15

大阪府庁(大阪市中央区)

(写真1枚)

大阪府は7月27日、新型コロナウイルスの新規陽性者を2万1860人確認したと発表(うち疑似症701人)。前日(26日)の2万5749人に続き、2日連続の2万人台となった。

この日の検査数は4万5747件で、陽性率は46.3%。世代別では未就学児から70代までがそれぞれ1000人を超えており、もっとも多かったのは40代の3741人。重症者は20代女性、70代男性(2人)、90代女性の計4人で、うち男性2人は基礎疾患を有していなかった。また新たに14人の死亡が確認された。

コロナ感染状況を判断する大阪独自の指標「大阪モデル」は、病床使用率が目安の50%を超えたことから、赤色信号に移行。検査・医療提供体制のひっ迫を踏まえ、同日付で医療非常事態宣言を発出した。

大阪府の吉村洋文知事はこの事態に、自身のツイッターに「発熱外来、救急、小児等々圧倒的な数により、医療は逼迫してます。また、入院者の70%以上が70代以上の高齢者です」と投稿。そして、「高齢者の皆様、身を守る為、リスクの高い行動は今はお控えお願いします。府民の皆様、基本的感染対策をお願いします」(原文ママ)と呼びかけた。

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