京都・仁和寺、モノトーンで描かれた「江戸絵画」ずらり

2022.8.9 06:30

SETSUO KANO氏の作品一例

(写真4枚)

数ある京都の寺院のなかでもツイッターのフォロワー数が約5万人とトップクラスの「仁和寺」(京都市左京区)。最近ではLEDのランタンで夜空を彩る「仁和寺ランタン」や青紅葉のライトアップなど、さまざまなイベントがおこなわれたが、8月10日からは、マジックのみで描く「江戸絵画」の展示会が開催される。

888年に創建し、「古都京都の文化財」の構成資産として、世界遺産に登録されている仁和寺。境内の一部にある桜林は国の名勝に指定されており、春にはたくさんの観光客で賑わう。

そんな同寺内にある「白書院」で、水性マジックペンのみで無常の世界を描く、アーティスト・SETSUO KANOの作品展『MUJO』がスタート。江戸時代に盛行した庶民的な絵画「江戸絵画」として独自の手法で描かれた作品が展示される。

同展のプロデュースはネット動画配信サイト「ニコニコ動画」が主催する参加型複合催事『ニコニコ超会議』の統括プロデューサー・横澤大輔氏。「寂」をコンセプトに、KANO氏の作品約50点がそろう。開催期間は8月10日から26日まで。

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