さだまさし、次期朝ドラ「舞いあがれ!」の語りに決定

2022.8.2 12:45

朝ドラ『舞いあがれ!』で語りを務めるさだまさし (C)NHK

(写真26枚)

2022年度後期に放送される、NHK大阪放送局制作の連続テレビ小説『舞いあがれ!』。その語りをシンガーソングライターのさだまさしが務めると発表された。

ものづくりの町・東大阪と自然豊かな長崎・五島列島でさまざまな人との絆を育みながら、パイロットという夢に向かうヒロイン・舞(福原遥)の挫折と再生の物語を描く同作。自然豊かな長崎の五島列島にいる祖母・祥子の元で、広い空に風を受けて力強く舞いあがる「ばらもん凧」に魅入られ、空への憧れを膨らませていく。

今回、「語り(ナレーション)」を担当するさだは、そんな五島列島出身。さだは「僕の故郷、長崎の五島列島が主人公・舞ちゃんの大切な『お婆ちゃんの故郷』なのです。僕も五島が大好きです。美しい海、温かな人々、おいしい食べもの、潜伏キリシタン史跡の数々」と話す。

そして「毎朝たくさんの人々が楽しみにお待ちくださる朝ドラのナレーションはとても大切です。僕には大役ですが、精いっぱい務めさせていただきます。故郷がご縁となってつなげていただいたこのドラマ。ひとりの少女が夢に向かって『舞いあがる』姿を見守り、支えるように、毎朝精いっぱい応援しようと思います」と意気込みを語った。

さだの起用にあたり、制作統括の熊野律時氏は「ヒロイン・舞の物語を、やさしい声とユーモラスな語り口で包み込んでくれるのは、誰だろうと考えたときに浮かんできたのが、さだまさしさんでした。長崎出身で五島の歌も作曲されていて、ばらもん凧もご存じとのことで、これ以上ピッタリの方はいないと思い、語りをお願いすることにしました。さだまさしさんの声が『舞いあがれ!』に吹く柔らかな風になってくれると思います」と期待を寄せた。

連続テレビ小説『舞いあがれ!』の放送は10月3日から。舞を演じる福原遥のほか、その家族に高橋克典、永作博美、横山裕、高畑淳子、舞の同級生に赤楚衛二、山下美月、大学のサークルで出会う人物として高杉真宙、そして航空学校で出会う人物として目黒蓮らの出演が決定している。

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