朝ドラ・ねずみ講にハマる賢秀、SNS悲鳴「誰か注意して」

2022.8.16 19:45

怪しげな小瓶を手にする賢秀を、訝しげな表情で見つめる暢子たち。左から、比嘉賢秀(竜星涼)、金城順次(志ぃさー)、金城トミ(しるさ)、平良三郎(片岡鶴太郎)、青柳暢子(黒島結菜)、青柳和彦(宮沢氷魚)(C)NHK

(写真2枚)

沖縄育ちの明るく元気なヒロインが、東京で料理人として成長していく姿を描いた連続テレビ小説『ちむどんどん』(NHK朝ドラ)。8月16日放送の第92回では、賢秀がまたも怪しいビジネスに手を染めるシーンが描かれた(以下、ネタバレあり)。

沖縄料理店を開くため、信用銀行との打ち合わせや物件探しを始めたヒロイン・暢子(黒島結菜)。気になる物件の家賃が予算をオーバーするなど、早くも厳しい現実に直面する暢子だが、妹・歌子(上白石萌歌)の励ましもあり前向きになる。

一方、因縁のある我那覇(田久保宗稔)と再会した兄・賢秀(竜星涼)は、アメリカ製ビタミン剤「ジャイアントビタミン スリーセブン」なる商品を売り歩くように。暢子は見るからに怪しいビジネスを警戒するが、すでに母・優子(仲間由紀恵)は賢秀からビタミン剤を購入していたのだった。

「ビタミン剤を販売するための会員権を買い、新たな会員を5人勧誘すれば『エージェント会員』になれる。会員が増えれば増えるほど大儲け!」とシステムの説明をする賢秀に、SNSでは「ね・・・ねずみ講だ」「ニーニー完全に犯罪行為だよ・・・」と悲鳴が上がった。

さらに、新聞記者である和彦(宮沢氷魚)や沖縄県人会の三郎(片岡鶴太郎)がその場にいながら誰も注意しようとしなかったことから、「どうしてちゃんと賢秀に注意してあげないの?」「三郎さんも和彦もなぜ見過ごす?」など疑問の声も上がり、ツイッターでは「ニーニー」「ネズミ講」「マルチ商法」といった不穏なワードがトレンド入りした。

放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。第93回では、店を出すことに不安を覚えていた暢子だが、和彦の後押しもありついに物件を決める。

文/つちだ四郎

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