小籔ワールドの集大成、最後の「新喜劇」座長公演を放送

2022.9.3 08:15

やる気のない新人駅員に扮する小籔千豊座長(写真提供:MBS)

(写真5枚)

8月22日の「なんばグランド花月」(大阪市中央区)での公演をもって、座長を勇退した小籔千豊。その最後の座長公演が9月3日、MBS『よしもと新喜劇』で放送される。

2001年11月に「吉本新喜劇」に入団した小籔。次代のリーダーとして徐々に頭角を現し、入団から異例の早さとなる2006年2月に座長に就任。自らを「新喜劇の広報担当」と呼んで精力的に活動し、座長として16年間ストイックに笑いを追求してきた。

最後となる座長公演には、Mr.オクレ、島田一の介、浅香あき恵らベテラン勢、清水けんじをはじめとする若手座員までの豪華メンバーが出演。また、2007年に座長に就任し、小籔とともに新喜劇を盛り上げてきた盟友・川畑泰史座長が、まさかの役柄で登場するのも見ものだという。

今作は、小籔が田舎の花月駅で働くやる気のない新人駅員に扮し、新たに配属されたイケメン駅員・大島(大島和久)に対抗心を燃やすという内容。風変わりな乗客や10億円の金塊強盗犯などもあらわれるなか、小籔と大島それぞれのカップルのラブロマンスが進展するドタバタコメディーとなっている。

舞台の終盤では感動のシーンへと発展するはずが、女優に扮する今別府直之と小籔のギャグの応酬で、観客から大きな笑いと拍手が沸き起こる展開に。舞台を駅のホームに見立てた豪華かつ斬新なセットで、まさに小籔ワールドの集大成。小籔の毒舌キャラが冴えわたり、ボケとツッコミ全開で爆笑の公演の様子は、9月3日・昼12時54分から放送される。

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