大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第37回・オンベレブンビンバ

2022.9.19 06:45

鎌倉御所・政子の居室にて。突然、政子(小池栄子)と義時(小栗旬)のもとを訪れ、妙に明るい時政(左、坂東彌十郎)(C)NHK

(写真10枚)

俳優・小栗旬が主演を務め、鎌倉幕府二代執権・北条義時を中心に描く大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK)。「オンベレブンビンバ」と題する第37話(9月25日放送)では、それぞれの思惑が錯綜する北条家内の対立が激化していく。

深まる北条時政(坂東彌十郎)と畠山重忠(中川大志)の対立の末、「畠山重忠の乱」が引き起こされた第36回(9月18日放送)。

源実朝(柿澤勇人)から下文を得て畠山一族を滅ぼそうとする時政と、武蔵国から手勢を率いて鎌倉を目指す畠山はついに衝突。義時らは事態の収拾を図ろうとするも叶わず、望まぬ戦の果てに「武士の鑑」と称された男の最期が描かれた。

父・時政と継母・りく(宮沢りえ)との確執が深まる義時は、政子(小池栄子)、大江広元(栗原英雄)らと幕府の新体制を始動させる。そして息子・泰時(坂口健太郎)を自身のそばに置き、強い覚悟で父・時政と向き合うことを決意する。

一方、夫の時政を蚊帳の外に置かれ憤慨するりくは、娘婿・平賀朝雅(山中崇)を担いで対抗することを画策。三浦義村(山本耕史)を誘い、反撃ののろしを上げる。

北条家内の対立が激化するなか、3代目鎌倉殿・源実朝は、心を許す和田義盛(横田栄司)のもとへふたたび向かい・・・。

本作は、後の鎌倉幕府二代執権となる北条義時を主人公とし、野心とは無縁だった若者が、いかにして武士の頂点に上り詰めたのかを描く物語。放送はNHK総合で毎週日曜夜8時から、BSプレミアム・BS4Kでは午後6時からスタート。

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