神戸・六甲山で名建築の探訪ツアー、安藤忠雄建築も

2022.9.21 12:15

「六甲山サイレンスリゾート」(旧六甲山ホテル旧館)

(写真7枚)

日本を代表する建築家・安藤忠雄による「風の教会」や、阪神間モダニズムの象徴「旧六甲山ホテル」など、六甲山に点在する名建築を巡るツアーが、10月と11月の特定日でおこなわれる。

開港とともに近代都市として歩み始めた神戸。なかでも港町を望む六甲山は、居留地に住む外国人によってレクリエーション開発や別荘開発が進められ、日本の近代化とともに建てられた歴史的な洋館が今なお残されている。

六甲山の魅力を発信するために企画された今回の『六甲山名建築探訪ツアー』では、日本で数多くの西洋建築を手がけた建築家・ヴォーリズによる日本初のゴルフコース「神戸ゴルフ倶楽部」のクラブハウスや別荘、「六甲サイレンスリゾート」として再開発が注目を集める「旧六甲山ホテル」の旧館など、近代化産業遺産として残る名建築を探訪。

さらに普段は非公開の安藤建築「風の教会」や、神戸の街を見下ろす絶景スポットとして知られる大樹をイメージして作られたドーム型の展望台「自然体感展望台 六甲枝垂れ」といった現代的な建築も巡る。ガイドには地元神戸で活躍する建築家・長尾健を迎えるということで、マニアックな話も伺えそうだ。

開催日は、10月7日、14日、28日、11月4日の計4日。定員は各日25人で、参加料金は1人3000円。同ツアーは、チャーターバス(一部徒歩)を使用するという。

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