大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第38回・時を継ぐ者

2022.9.26 06:45

北条館・庭にて。「父上(時政)を助けてあげて」と頼む政子(小池栄子)と、拒む義時(小栗旬)(C)NHK

(写真10枚)

俳優・小栗旬が主演を務め、鎌倉幕府二代執権・北条義時を中心に描く大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK)。「時を継ぐ者」と題する第38回(10月2日放送)では、激しさを増す北条親子による主導権争いの行く末が描かれる。

義時(小栗旬)と、時政(坂東彌十郎)親子の確執がますます深まった第37回(9月25日放送)。義時は、政子(小池栄子)、大江広元(栗原英雄)らと新体制を始動する。

一方、時政への処遇に憤慨するりく(宮沢りえ)は、源実朝(柿澤勇人)を将軍の座から引き摺り下ろし、娘婿・平賀朝雅(山中崇)を新たな鎌倉殿に擁立しようと画策していた。

反撃ののろしを上げた時政と妻・りくは、三浦義村(山本耕史)に命じて3代目鎌倉殿・実朝を屋敷へと連れ込み、鎌倉殿の座を娘婿・平賀朝雅へ譲るように迫っていた。

対する義時(小栗旬)はこれを謀反とし、息子の泰時(坂口健太郎)、弟の時房(瀬戸康史)、八田知家(市原隼人)らを引き連れ、時政の屋敷を包囲。攻め込む機会を慎重に見定めていた。張り詰めた空気が鎌倉を覆うなか、政子は・・・。

本作は、後の鎌倉幕府二代執権となる北条義時を主人公とし、野心とは無縁だった若者が、いかにして武士の頂点に上り詰めたのかを描く物語。放送はNHK総合で毎週日曜夜8時から、BSプレミアム・BS4Kでは午後6時からスタート。

  • LINE
  • お気に入り

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本