品川ヒロシ、ジャニーズ俳優にアドバイス「5年はかけて…」

2022.9.27 18:15

品川ヒロシ(27日・大阪市内)

(写真5枚)

漫才コンビ・品川庄司のボケ担当で、映画『ドロップ』『漫才ギャング』などの映画監督としても知られる品川ヒロシ。多方面で活躍する品川が脚本・演出を担当する舞台『コムサ de MANZAI!』の取材会が9月27日、大阪市内でおこなわれた。

同作は2019年から上演されているコメディ舞台『どれミゼラブル!』『コムサdeマンボ!』の続編で、バラエティ番組の放送作家・コムサ信二を軸に、お笑いの世界で起こるドタバタをコミカルに描いている。

「漫才」をテーマにし、舞台中にも出演者のアドリブによる大喜利や漫才が随所に挟まれるという同作。品川は、主演のコムサ信二を演じるジャニーズ事務所所属の俳優・室龍太について「声が通るので、大きな舞台でも負けない俳優さん。あと、関西で生まれ育ったせいか、ツッコミも効いていて小気味いいですね」と絶賛した。

しかし、室が以前のインタビューで漫才コンテスト『M-1グランプリ』への出場意欲を示していたことについて記者から質問されると、品川は「やっぱりM-1を目指すなら5年くらい頑張らないと・・・。僕らが出ていた頃も、1つのネタを1日で何ステージも試して、そこから何度もブラッシュアップしていくという作業を1年間くらいかけていったので」と、経験者ならではのやや厳しい意見。

「でも『M-1』はきちんと挑めば誰にでもチャンスがある大会です。室くんも、いい相方に巡り合えばそのチャンスはあるかもしれません」と漫才師の顔ものぞかせ、「回を重ねるごとにアドリブも増えて、演者にもフリーでやってもらっているところもありますし、お客さんも『観る』っていうだけじゃなく『参加する』っていう感覚できてほしいですね」と同作をアピールした。

舞台『コムサ de MANZAI!』の大阪公演は9月30日〜10月2日、「松下IMPホール」(大阪市中央区)にておこなわれる。チケットは全席指定で1万500円、現在発売中。

取材・文・写真/つちだ四郎

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