南海電鉄の特急ラピートが泉北ライナーに「またとんでもない」

2022.9.30 21:45

大阪・難波と関西国際空港を結ぶ南海電鉄の南海空港特急「ラピート」

(写真1枚)

「南海電気鉄道」(社長:遠北光彦)が9月30日、南海本線の50000系車両「ラピート」を11月1日より、高野線〜泉北高速鉄道直通の「特急泉北ライナー」として運行すると発表。このニュースにSNSでは驚きの声があがっている。

本来は、南海電鉄の難波駅から関西空港駅の間を走る「特急ラピート」。それが当面の間とはいえ、同社のグループ会社である泉北高速鉄道で主に通勤用として利用される「特急泉北ライナー」となって運行することになる。

そのユニークな車両にファンは多く、今回の発表には「ラピート車両の泉北ライナーとか乗りに行きたいに決まってるんじゃん」「またとんでもないことやりますなあ」とSNSでは大盛りあがり。

その背景には南海高野線の車両不足が関係している模様で、この発表に合わせて、本来「特急泉北ライナー」として運行している11000系車両を、南海高野線を走る全車座席指定の特急列車として運行するという。

ラピートを特急泉北ライナーとして運行する列車は、平日下り5本・上り5本、土休日下り6本・上り6本。運賃に加算する特急料金は、通常のラピートでは730円のスーパーシートも含め一律520円となる。

なお、泉北沿線の住民にラピートに慣れ親しんでもらうため、10月30日に和泉中央駅から難波駅まで、乗車券のみでラピートに乗車できる試乗会が実施される。

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