JO1鶴房×金城、初のアリーナツアー「改めてリスペクト」

2022.10.21 19:30

左からJO1の鶴房汐恩、金城碧海

(写真10枚)

■改めてメンバーへのリスペクトに繋がった(金城)

──金城さんはいかがですか?

金城:今回は母親が来てくれました。それこそ、僕は昨年のライブには参加できていなくて(※)、母親は僕のライブを観るのが、デビュー前のファンミーティングぶりだったんです。観終わったあとは、「すごかったよ、ありがとう」って・・・パフォーマンスはもちろんなんですけど、何より会場のペンライトの波に感動したみたいなんです。これだけの人に応援してもらってるんやっていうのが、自分のことみたいにうれしかったって言ってくれました。

※・・・金城は2021年10月より一時的に活動を休止していた

ボーカルメンバーで、透き通る声が持ち味の金城。今回のユニット披露曲『KungChiKiTa』での歌声は、インタビュー中に鶴房も絶賛
今回がデビュー後初の有観客ライブとなった金城。ツアー中のSNSでは、金城のライブ内でのファンサービスについて、歓喜の声が多数あがっていた

──今回のライブでは「全曲生演奏」という新しい取り組みをされていました。結果、ライブ全体がグッと迫力のあるものになりましたよね。

鶴房:バンドバージョンは、韓国でのオンラインライブで2曲披露したことがあったんですけど、こんなにも続けてするのは今回が初めてでしたね。

──あれって、生演奏ならではの難しさってあったりするんでしょうか?

鶴房:いやぁ・・・あるよな。ほんまに難しいっす。

金城:元々の音源で僕たちダンスを練習してるわけじゃないですか。今回生演奏でパフォーマンスをするってなったときに、例えば曲中のベースの音がなくなっちゃったりして、音がない間も自分たちで音を取り続けないとダンスが揃わないんです。なので練習が大変でしたね。

──そんな苦戦強いられた「生演奏」ならではと言いますか、楽曲のイントロにアレンジが加わって、何の曲がくるか分からないワクワク感がありました。

金城:曲のつながりとかは結構こだわったよな。

鶴房:ダンスの振りもみんなで決めましたし、大分話し合いました。ここでは誰かがシャウトするとか・・・まぁある程度決めて後は自由に。メンバーが自由なんで(笑)。

金城:曲の繋がりもちょっと分かり辛くして急に始める、っていうのが僕たちのちょっとした作戦でした。

顔はチワワのようなかわいさでありながら、熊(グリズリー)のようなガタイの良さで「チワズリー」という呼び名もある鶴房

──メンバーが11人ということですが、ライブ中のユニット曲も見どころの1つですよね。今回は公演毎にメンバーや曲を変えてパフォーマンスをしていたとか。いつもとは違うメンバー編成で、意識することはありましたか?

鶴房:11人のパフォーマンスとはまったく違うものを魅せたいなと。構成とかダンスの振りも変えてますし、新しい感じで観てほしいなって思ってやっていました。知ってる曲やけど、この人がここ歌うんや! みたいなのもライブならではですよね。

金城:11人バージョンをさらに超える、ということをかなり意識していました。今回『ICARUS』という曲でいつもと違うパートを担当したんですけど、普段メンバーが簡単にこなしていることを体験して、「こんな難しいことをしてるんや」って、改めてメンバーへのリスペクトに繋がりました。その強い思いが活力になりましたね。

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