大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第39回・穏やかな一日

2022.10.10 06:45

義時の館にて。のえ(菊地凛子)に「帰りは遅くなる」と伝える出仕前の北条義時(小栗旬) (C)NHK

(写真10枚)

俳優・小栗旬が主演を務め、鎌倉幕府二代執権・北条義時を中心に描く大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK)。「穏やかな一日」と題する第39話(10月16日放送)では、三代目鎌倉殿・源実朝の秘めた思いが描かれる。

北条親子による主導権争いの行く末が描かれた第38回(10月2日放送)。時政は故郷の伊豆に流され、義時はりくに発破をかけられ、二代執権になることを決意。最初の仕事として、今回の事態を引き起こした諸悪の根源である平賀朝雅の討伐の下文を出し、義時はついに鎌倉の頂点に立った。

そして承元2年(1208年)、いまだ三代目鎌倉殿・源実朝(柿澤勇人)と正室・千世(加藤小夏)との間に世継ぎの誕生はなく、実朝の母である尼御台・政子(小池栄子)や実朝の乳母・実衣(宮澤エマ)は気にかけていた。

そして二代執権に就任した義時は、御家人たちが謀反を起こさぬように政の仕組みを改める。しかし、義時の傲慢なやり方に、三浦義村(山本耕史)や和田義盛(横田栄司)らは不満を募らせるように。

一方、義時の息子・泰時(坂口健太郎)は、慣れない和歌に悪戦苦闘していた。そこで泰時は実朝の教育係である源仲章(生田斗真)に相談を持ちかける。そして、二代目鎌倉殿・頼家(金子大地)の息子で、成長した公暁(寛一郎)にも動きがあり・・・。

本作は、後の鎌倉幕府二代執権となる北条義時を主人公とし、野心とは無縁だった若者が、いかにして武士の頂点に上り詰めたのかを描く物語。放送はNHK総合で毎週日曜夜8時から、BSプレミアム・BS4Kでは午後6時からスタート。

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