城田優の止まらぬ活躍、再び「ファントム」で主演・演出の二刀流

2022.10.7 12:45

ミュージカル『ファントム』で演出・主演を務める城田優(撮影:3月)

(写真2枚)

2004年の日本初演以来、多くのファンを獲得するミュージカル『ファントム』が、2023年夏に大阪・東京での再演が決定。前回に引き続き、城田優が「二刀流」を務めることが発表された。

日本でも定期的に上演され、馴染みのある作品『オペラ座の怪人』(著/ガストン・ルルー)を原作としたミュージカル『ファントム』。初演以来、日本でも繰り返し上演されていたが、2019年には城田優が演出・主演を務めた「新演出版」として生まれ変わり、以後再演を願うラブコールは絶えなかった。

そんな待望となる今回の上演。主要キャストにはファントム役の城田優をはじめ、2019年時と同じくWキャストに加藤和樹、そしてヒロインのクリスティーヌ役には元宝塚歌劇団の真彩希帆、また2023年開幕の注目のブロードウェイ作『ドリームガールズ』にも出演するsaraが抜擢された。

ミュージカル『ファントム』の主要キャスト、(左上から時計回りに)加藤和樹、城田優、sara、真彩希帆

同作品が持つ普遍的な愛憎を描いたストーリー、また豪華キャスト陣が繰り広げる美しくも儚いパフォーマンスはもちろん必見なのだが、近年ミュージカル界での2刀流という新たなポジションを築き上げた城田の演出にも期待したいところ。

前回の公演(2019年)以降、ミュージカル『カーテンズ』(2022年)で演出・主演の2役を務め、当時「日本のミュージカルを演出するうえで『芝居』に重きを置いていきたい」と話していた城田。今回、城田はどのように『ファントム』をブラッシュアップし、新たな息吹を吹き込むのか。

ミュージカル『ファントム』の大阪公演は「梅田芸術劇場メインホール」(大阪市北区)にて、2023年7月22日〜8月6日に上演。チケットの発売日は未定。

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