祥子の失敗、舞の行動に視聴者涙…朝ドラ受けで横澤夏子も号泣

2022.10.12 19:45

桟橋にて、舞に励まされる祥子。左から、才津祥子(高畑淳子)、岩倉舞(浅田芭路)(C)NHK

(写真5枚)

東大阪で生まれたヒロインが、長崎・五島での生活を通し「空」に憧れ、成長していく姿を描いた連続テレビ小説『舞いあがれ!』(NHK朝ドラ)。10月12日放送の第8回では、ヒロイン・舞が、めぐみと音信不通だった理由を祥子に尋ねるシーンが描かれた(以下、ネタバレあり)。

祖母・祥子(高畑淳子)の仕事「瀬渡し」についていき、船の名前が母・めぐみ(永作博美)から名付けた「めぐみ丸」であることに気付いた舞(浅田芭路)。2人が14年間音信不通だったことを疑問に思う舞は、「おばあちゃんはずっと待ってたん? お母ちゃんが帰ってくんの」と尋ね、祥子から「待っとったとよ。めぐみに会いたかった」という本音を聞く。

瀬渡しの客を待っている間、祥子は舞と兄・悠人(海老塚幸穏)が生まれた際に作ろうとした「ばらもん凧」を舞に渡す。作りかけだった凧を作るうちに、客を迎えに行く時間に遅れてしまった祥子は、客から厳しく叱責されてしまう。舞は「失敗ばしてしもた」と落ち込む祖母の姿を目にし、「失敗は悪いことやないんやろ?」と手を握るのだった。

失敗を恐れる舞を励まし続けてきた祥子のミスが描かれた今回の放送。SNSでは「ああそうか、舞はおばあちゃんを励ます立場になって初めて自他の失敗を認められる人になるのか」「舞ちゃん、大人だって失敗するのよ。それでもへこたれず生きていくのよ」「舞ちゃんと過ごす時間が楽しくて、それで時間を忘れてしまったのね祥子さん」など、2人の関係に涙する人が続出。

その後に放送された情報番組『あさイチ』でも、ゲストとして登場した横澤夏子が、「なんで心が温まる朝ドラなんだろう・・・。もう何度も泣けました。今日、神回じゃないですか?」と号泣しながらドラマの魅力を力説し、司会の博多大吉に「なっちゃんちょっと泣きすぎじゃない?」とツッコまれる一幕も。

ツイッターでは「同じ気持ちですよ横澤夏子さん」「私も今、横澤夏子さん状態」「最高の朝ドラ受けだよ!!」と、横澤に共感する人の投稿が相次ぎ、「横澤夏子さん」もトレンド入りしていた。

放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。第9回では、舞が近所に住む一太の家にジャムを届けにいくと、妊娠中の一太の母に異変が起こる。

文/つちだ四郎

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