「キングダム展」開幕、「山の民」になれる水曜日が狙い目?

2022.10.14 07:45

展示風景より(C)原泰久/集英社

(写真12枚)

累計発行部数9200万部超の人気コミック『キングダム』(作者:原泰久)。連載開始から16年を迎えた同作の展示会が、名古屋、東京、福岡の3都市を経て、商業施設「グランフロント大阪」(大阪市北区)にてスタートした。

『週刊ヤングジャンプ』(集英社)で連載中で、実写映画化も大ヒットした同作。今回の展示は原氏全面監修のもと、主人公・信の物語を再構築し、感動の名場面を生原稿と巨大グラフィックを使い展示する。展示額数は約270点、原画枚数は約400枚が一堂に集結し、一部は音の演出もあり、より臨場感をもって作品を鑑賞することができる。

第0章〜第13章を展示する地下1階の第1会場を見終えてからは、4階の第2会場へ。ここでは、『キングダム』の物語の原典ともなっている「史記」(明治書院刊・作家私物)、ネームやラフスケッチなどの貴重な資料を見ることができ、また約3mにおよぶ大型新作『馬上の信』は、大阪会場が初公開となる。16点展示されるカラー原画のうち5点は、11月11日より、一部展示の入れ替えをおこなう。

カラー原画は4階会場にずらり。木の枠がついているのが大阪初出しの作品(C)原泰久/集英社

会期中、毎週水曜日(11月23日除く)は「山の民ウェンズデー」として、4階会場にはフォトスポットが出現し、チケット購入者には「山の民のお面」をプレゼントする試みも。お面は3種あり(種類選択不可)そのうちの1種・楊端和(ようたんわ)は、映画『キングダム』で女優・長澤まさみが演じているので、着用すればほんの少し演者気分を味わえるかもしれない。

料金は一般2500円ほか、開催は12月11日まで。場所は「グランフロント大阪 北館 ナレッジキャプタル」(第1会場:地下1階イベントラボ、第2会場:4階ナレッジシアター)、来場者特典として、オリジナル卓上カレンダーが付く。

(C)原泰久/集英社

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