大阪城の下で「マツケンサンバ」、豪華絢爛ステージに観客興奮

2022.10.16 06:45

『大阪城夢祭』のオープニングセレモニーで『マツケンサンバII』を披露した松平健(15日・大阪城天守閣前本丸広場)

(写真13枚)

復興を果たした大阪城天守閣、そして大阪城公園を舞台に開催される、復興90周年を祝う祭典『大阪城夢祭』。そのオープニングセレモニーが10月15日、「大阪城天守閣前本丸広場」(大阪市中央区)でおこなわれ、フィナーレに松平健が登場。『マツケンサンバ』で2000人の観客をひとつにした。

今田耕司と福本愛菜がMCを務め、大阪を舞台にした映画『嘘八百 なにわ夢の陣』に出演する寝屋川市出身の女優・中村ゆりや、サプライズゲストとして関ジャニ∞の村上信五、Aぇ!groupの小島健、福本大晴、草間リチャード敬太が登場した同イベント。途中、大阪・関西万博の公式キャラクター・ミャクミャクも登場し、会場は大盛り上がりに。

観客のボルテージが上がるなか、いよいよイベントはラストの「マツケンサンバステージ」。2004年発売の楽曲にも関わらず、2021年は多数のCMに起用され、年末の『NHK紅白歌合戦』には特別出演するなど、再ブームを起こした『マツケンサンバ II』。それを目当てとする観客が多かっただけに、松平がステージに登場すると大きな拍手が巻き起こった。

『暴れん坊将軍テーマ~松平健バージョン~』を披露(15日・大阪城天守閣前本丸広場)

『暴れん坊将軍』の徳川吉宗の衣装に身を包んで登場した松平は、まず『暴れん坊将軍テーマ ~松平健バージョン~』を披露。1曲目を終えると、豊臣秀吉のお膝元である大阪城を見上げつつ、「大阪城の前で歌えるなんて思ってもいませんでした。将軍の格好もさせていただいて・・・」とコメントし、会場内の笑いを誘った。

続いて2曲目の『日本人応援歌』で一体感に包まれた会場は、そのままラスト曲へと突入。マツケンサンバの振付師・真島茂樹氏擁する「腰元ダンサーズ」に続き、金色の着物に衣装チェンジした松平が再登場し、待望の『マツケンサンバⅡ』がはじまると、会場はこの日1番の盛り上がりを見せた。

圧巻のパフォーマンスを見届けた司会の今田は、「豊臣と徳川がひとつになりましたよ!」と興奮気味にコメント。さらにステージを終えたばかりの松平は、感想を求められ「このお城の前でできるなんて。もう感激しちゃって」と感無量な様子を見せていた。

『大阪城夢祭』は10月15日から23日まで開催予定。関ジャニ∞の村上信五と関西ジャニーズJr.らによるコラボイベント「大名行列」や、昔の大阪を再現したステージでお笑いライブやワークショップなどをおこなう「大阪楽市楽座」など、さまざまなイベントが開催される予定だ。

取材・文・写真/つちだ四郎

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