２０２３年度後期の連続テレビ小説『ブギウギ』のヒロインが１０月１７日に発表され、女優・趣里が務めることが決定した。

戦後の大スター・笠置シヅ子をモデルに、ヒロイン・花田鈴子が歌手の道を駆け抜ける同ドラマ。満面の笑顔と底抜けに明るいヒロインが、多くの困難を乗り越えて歌手になり、人々に勇気と希望を与えていく物語だ。

応募者２４７１人からオーディションでヒロインに選ばれた趣里は、俳優・水谷豊と女優・伊藤蘭が両親の１９９０年生まれ（現３２歳）。２０１１年のデビュー以降、舞台・映像と幅広く活動し、朝ドラは『とと姉ちゃん』（２０１６年）に続く２作目となる。

本作品の脚本家・足立紳は、「趣里さんの、猫の目のようにクルクルと変わる豊かな表情と、ちょっとハスキーな声は、我々スタッフたちが考えているヒロインのイメージにぴったり。『趣里さんにあんなこと言わせてみたい』『こんな動きをしてもらったら･･･』と想像しては、ニタニタと笑顔を浮かべワクワクズキズキしています」とコメント。

ドラマの制作統括・福岡利武氏は、「オーディションでのお芝居と歌、そして佇まいがとてもステキでした。にじみ出るなんとも言葉ではうまく表現できない個性と魅力、芯の強さ、そして愛嬌たっぷりの笑顔が印象的でした。趣里さんがすっと心に入ってきました」と絶賛し、「みなさまにおもしろいドラマをお届けできるように、スタッフ一同、まい進してまいります」と意気込んだ。