朝ドラ出演のぐっさん、イメージ「宮川大助・花子」と聞き納得

2022.10.19 08:30

舞の幼なじみの貴司の父・梅津勝役を演じる山口智充 (C)NHK

(写真1枚)

東大阪生まれのヒロインが憧れの「空」を目指し奮闘する姿を描いた連続テレビ小説『舞いあがれ!』(NHK朝ドラ)。そのなかでヒロイン・舞(福原遥)の幼なじみの貴司(赤楚衛二)の父・梅津勝役を演じる山口智充が、コメントを寄せた。

朝ドラ出演は『あさが来た』『とと姉ちゃん』など、今作が5作目となる山口。「出演が決定したことはあまり周りには話さなかったです。それはどの作品もそうですけど、後から『出てたね! 見たよ!』って言われる方がうれしくて」と、オファーを受けたときを振りかえる。

しかし「今回どういうわけか『ヒロインのお父さん役』と勝手に情報を勘違いした友人からのメールがたくさん入りました(笑)。イメージしていただいたのはありがたいんですけど、『いや、ヒロインの家の隣のお好み焼き屋の大将やねん!』って言うと『ピッタリやな!』とそれはそれで納得されまして。みんなほんまに勝手です(笑)」と笑う。

山口演じる勝は、お好み焼き屋「うめづ」の主人で、舞の父親・浩太(高橋克典)の幼なじみでもある。地元のプロ野球チーム「近鉄バファローズ」の大ファンで、お客さんへのサービスも精神旺盛な人物だ。

山口は自身の役柄について、「台本を読んで、すごい無口な役なんだと思いました。全くセリフが無くひたすら後ろでお好み焼きを焼いてるだけのシーンがあったり(笑)。僕の勝手ですが、大阪のお好み焼き屋の大将はめっちゃ喋るイメージだったので意外でした」とコメント。

しかし監督との打ち合わせにて、「脚本家のイメージが宮川大助・花子さんです! と聞いて納得しました。そう! 大阪にある! めちゃめちゃ喋る女将さんと、なんか無口な大将の店! そっちの方でした(笑)」と明かし、「でも無口だからといって元気が無いわけではなく、いざというときは頼りになる存在なんだというのを、定位置の鉄板の前で漂わせたいと思います!」と意気込んだ。

共演者については、「ヒロインの福原遥さんも、息子役の赤楚衛二くんも、高橋克典さんも、永作博美さんも、普段絡むことが無いので、とにかく喋りたくて喋りたくて(笑)。 本当はみんなで食事会! と行きたいんですが、なかなかそんな機会もなく。とにかく現場のムードが画面に出ると思い、コミュニケーションは大切にしています。あ、赤楚君が焼き菓子をくれました! いい人です(笑)」と、現場の雰囲気を明かした。

同作の放送は、NHK総合で朝8時から、またBSプレミアム・BS4Kでは朝7時半から。

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